小光子の心

アクセスカウンタ

zoom RSS ローリング丘の上釣法の実践

<<   作成日時 : 2013/07/14 15:38   >>

トラックバック 0 / コメント 2

 さてさて、前回は不運な天気に悩まされながら、少ないチャンスをものに出来なかった小光子。
しかし、今回も、天気はこの干し物の様子で伺えるように穏やかなに見えるが、2日前に台風が発生し、外海のウネリが気になるところだ。

画像
しかし、なんともいい加減な干し方だ。干した人の性格が出ている。キザクラのTシャツカがシワクチャになって泣いているではないか・・・・カッツ!でも洗濯バサミ無しでも飛ばされない風と言うことを言いたい小光子だ。

ここ最近は力勝負でモンスター対戦をやってきたが、どうも、うまくいかない。
ここは初心に帰って、「ローリング丘の上釣法」なるものを更に進化させて試してみる事が今回の課題だ。

「ローリング丘の上釣法」とは:
大きな魚を掛ける。魚は最初はすぐに反応しないが、強い力で引っ張られると、猛然と逃げる。
それでも強いタックルで引っ張ると、根に擦ってハリスを切ったり、フカセ釣りでは太すぎる6号道糸までぶっちぎる力を出す。また、8号のハリスでも噛み切る。そんなモンスターがいるのだ。
 従い、猛然と逃げにかかり強い力を出したモンスターを確認して、やられる寸前に、一気に解放して、道糸を出してやると、大魚は根に入らずに沖に疾走して逃げる。
走るだけ走らせている間に、釣り人は取り込み易い高い場所にあがって、魚が止まるのを待ち、沢山出た糸の弾力にものを言わせ、ゆっくりと引き寄せる。
大魚は疾走することで体力を消耗しているので、意外と簡単に寄ってくる。

しかし、これは全てがうまくいったときの話である。
実際は、1.5号竿、3号ハリスで、何度も何度も切られながら、ホームでは60オーバーのイズスミをとったのが最高である。

それで、あまりの確率の悪さに、力勝負に変更し、竿はレマーレY、フカセ用のメタルラインや8号ハリスまでエスカレートしたが、釣果は落ちたものの採れたサイズは同じようなものであるのが現状であった。

フカセ用メタルは、強い瞬間的な爆発力で結び目から切られる。8号フロロハリスでも余裕で噛み切られるのだ。

力勝負をする以前にやっていた丘の上釣法では、1.5号竿に3号ハリスというものであった。そんな、ことで、今回、竿は胴の柔らかい旧アテンダー2.25号、道糸は5号、ハリスは6号にして、「ローリング丘の上釣法」をやってみるという寸法なのだ。

まあ、しかし、そうそうチャンスに恵まれるわけでもなし、やってきても突然・咄嗟の出来事故、思ったとおりの動きができるともかぎらない・・・・・・。

7月10日(水)
前々日に太平洋沖に台風発生。
何故か最近、こんなことが多い。
ウネリは入ってきているが、ホームでの釣りは可能な状況だ。

今回はさこドンが、友人のシロさんを連れてきた。
彼はあのゲゲゲの鬼太郎で有名になった鳥取県は境港出身。海はよく知っている。
スキーはインストラクター資格をもっているという、スポーツマンの紳士である。
しかし釣りは、海上釣り堀で、磯は初めてということだ。

我々の場合、ゲストが来ると、まず、もっとも釣り易く、釣れる確率の高い「ヘラ釣り場」に入ってもらうことにしている。しかし、遠慮深い彼は、それよりも少し北側の高い場所で仕掛けをセットし、ヘラ釣場をさこドンに譲った。

そして、自然のフィールドで最初の一投。シロさん「ヨイショ・・!」と、少し遠投。

「ああ、そこでやるんですか?」と、小光子がまだ自分の用意もしないで見ていたら、いきなり何者かに竿をひったくられ、竿を立てられずに道糸と一直線になっている。
一瞬のことにシロさんは動転。全ての仕掛けを失ってしまったのである。

暫くして、今度はさこドン。釣り慣れているヘラ釣り場でも、この明るいうちに何者かが竿をひったくる。
あっと言う間に、ハリスを噛み切られて悔しがっている。

それから1時間程、小魚に遊ばれながらも、またシロさんがバタついている。
「竿を立てろ!、巻け、巻け」とサコドンが応援するが、根に擦られて一巻の終わり。

それから30分、まだまだ暮れかかってはいないころ、もっとも内海側で釣っている小光子に奴はやってきた。

勢いよくウキが入る。
「バシッ・・・・、グググググ」
小光子はいつものように右手を添えて強引に竿を立て、巻いた。
しかし、奴は「ナニを・・、このやろう!」と言わんばかりに、左に反転して走った。
小光子はすかさず、レバーブレーキを解放した。かなりのテンションがかかっていたのだろう。
「パチ〜ン!」とギヤーが外れた小気味よい音を発したかと思うと、奴は凄いスピードで左沖で走った。

「シメタ、これはいける!」と、小光子は左の二人に、「竿を上げてくれ!」と叫びながら、左の高場に磯を駆けた。小光子が最も取り込み易いとしている高い場所に上がり、道糸の彼方をみると、奴はすでに100mは走っていただろうか・・・・・?桐生さん顔負けである・・・。
それを見ていたさこドンは、以前もそうして小光子が取り込んだのを実践でみており、タモ入れもしてくれたこともあって、「これはイケルぞ!」と言って、自前のタモをもってやってきた。

一方小光子も、「さあこれからだ」とばかりに、道糸の弾力を感じながらポンピングを始めた。
2・3度ポンピングを終えると、すでに奴は疲れたらしく、あまり暴れないで寄ってくるようになってきた。
そして小光子も、「これで勝負あったか・・・」と余裕でリールを巻きはじめたのである。
しかし、僅かに奴が首を振ったかと、思った瞬間、「スッー」っと、軽くなってしまった。

ウキはすでに海面上に出ていた。違う角度から見ていたシロさんは「青白い魚体が見えた!と言っている。
多分磯2・30mまでは寄ってきていただろう・・・。
「う〜ん、残念だ!」「絵に描いたようなローリング丘の上釣法」、95%の完成のところで失敗だ。
6号ハリスが鋭利に切れていたのである。

シロさんが「最後の力を振り絞って、噛み切ったんだろうな・・・」と呟いた・・・。

この日は暗くなる前に、3人で4発もやられたことになる。

そして時間は19時を過ぎていたか、緊張感はあるものの誰にも何も起こらない時間が続いた。

さこドンはすでにナイトモンスターにケミホタルを付けて磯際を流している。
小光子も、そろそろケミを付けようかな?と思った時、いきなりさこドンが竿を立てた。

かなり、奴は強そうだ。「がんばれ。負けるな!」
釣り座の前に出て溜めた時、巨漢のさこドンの腰がグラついている。しかし、かまわず、彼は体制を建て直し、竿を煽った。
これは採れるぞ!っと、小光子はタモを持って加勢に行った。
めでたく、さこドンはこの力勝負に勝利した。奴はコヤツだったのである。強烈な奴だ。

画像


そして20時を過ぎていたか、完全に暗くなって、またさこドンが竿を立てている。
今度は余裕のようだ。掬いに行こうかと思った瞬間、黒い個体が飛んできた。
なんと、さこドン。強引にぶり上げた奴は、このヒトであった。

画像


なんと、48cmのチヌをぶり上げるか・・・?かなり異常な男だ。
でも、無理も無いのか・・・。
タマミの洗礼を受けた直後のさこドン。歳無しに近いチヌでも小物に感じたのであろう。
48cmのチヌが夜間飛行するのをみた小光子であった。

やっとさこドンにも、釣りにかける日頃の努力が実ってきたのか、この日は彼の一人舞台に終わり、3人は思わぬ御馳走をせしめたのであった。

翌朝、美酒に侵されてさこドンはグロッキーだったが、昼頃になると元気が出て、釣り支度するも、海が許さない。天気はいいものの、大波だ。

画像



仕方なく、この日は湾内の波止内で釣ることにして、そのまま帰還した二人であった。
そこでも彼はそこでこやつの45cmを釣って、引き揚げていった。

画像


小光子はというと、翌朝、後片付けをしてゆっくりとテレビを見て休み、そのまま帰ろうと思ったが、やはり、虫が騒ぎ、「少しだけ」とハーバーで竿を出すことにして、帰還したのであった。

画像


何とか神は上記のオマケを付けてくれたが、帰りの車で、来月になる次回の秘策を練った小光子であった。

来週は、知床行である。小光子は、竿は持たないがここでも「丘の上」に登ることであろう・・・・・。
                                                           終わり

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
お疲れさんでした
"桐生さん"って?と一瞬思ったけど
ああ、あの桐生君ね
小光子さんの若い頃はあんなだったのかなと思って見ていました

オラも隣で真昼間50cm級のクロをボンボン抜きあげる
異常な人と一緒に釣りしたことがあります
散ちゃん
2013/07/14 17:59
散ちゃん。
その桐生さんには遠く及ばないけど、可愛い子が見に来ると、結構速かった気がするなあ〜。
で、その異常なヒトとは、飯塚のあの人のことかな?
男女でも、40中盤を放り投げてたからね。
小光子
2013/07/14 21:22

コメントする help

ニックネーム
本 文
ローリング丘の上釣法の実践 小光子の心/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる