小光子の心

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zoom RSS 害魚になったチヌ

<<   作成日時 : 2013/04/29 21:01   >>

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やれやれ、すがすがしい景色での釣りであったが、釣果はいま一つの3人。
散平師匠の会社へ戻り、一休みして、さしたる疲れも見せずにまた出動。

その前に、腹が減っては戦も出来ない。
この歳になってもまだ経験したことがない「(広島焼き)なるものを食わせろ」と、我儘を言う小光子に彼等は応えてくれて店を探すも、夕方5時にならないと開店しない処ばかりだ。
仕方なく近くの釣具屋でエサや小物を買って、開店を待って入店した。

広島焼きは、お好み焼きと焼きそばにキャベツを沢山入れて鉄板で焼いたシロモノで、なかなかオイシイ店だった。よく見ていたので、これで家でも作ることができる。

腹ごしらえが出来れば、第2ラウンドの開始だ。
そのまま3人は広島湾へ移動。
小光子はメンバーではないが、さる釣具メーカーのファンクラブのチヌ釣り大会に参加しに行く。

集合は市内の海辺にある大きな温泉施設だ。
3人はそこで、疲れを癒し、休憩室で仮眠をと思ったが、イッパイ入らないと寝付けない小光子、一人でビールを飲みに行って帰ってくると、すでに2人は眠っていた。
昨夜から、ろくに眠っていない小光子はすこしでも眠ろうと、リラックスして1時間ほど横になるだけはしていたが、なにやら近くの大広間で、聞いたことのある声が沢山する。
こうなると眠ってはおれず、小宴会に参加することになった。
日が変わり、夜中1時を過ぎて、港近くのメンバーの海運会社に移動し、朝を待つことになった。
福岡の怪人は社長室のソファーで眠りについた。彼は釣りもウマイが、寸暇を惜しんで眠るのがウマイ。
過酷な環境にでも生き残れるタイプである。
一方小光子は釣りウエアーを着込んで、事務所の床に横になったが、持病ともいえる睡眠障害はたった1時間の睡眠も許してくれない。

2013年4月14日(日)
それでも、必ず、朝はやってきて、出撃の抽選をした。
小光子の番号は後ろの方であった。

この日の釣りは、広島名産のカキの筏に乗り、「5.3mの磯竿でチヌのフカセ釣りをする」、という趣向らしい。

小光子には2つの疑問があったが、「細かいことは聞くまい、行くことに意味がある」と、案内されるがままについていった。

疑問1:
チヌの筏釣りは、普通1.5や2mの短竿で、筏の真下を団子でエサを落とし込んで釣るのに、どうして5.3mの竿を使うのか・・・?

疑問2:
釣り用の筏は、上に板を張って、人が自由に移動できるようになっているが、カキの養殖用筏は光が必要なので、板など張らない。さぞかし不安定な釣り座になるのではないか・・・・?

出場者は各地方からやってきた人を含めて50人あまり、2班に分けて船は出る。
小光子は2番船で船を待つ。

すぐに疑問2は解けた。
渡船に人数分のコンパネを積み込み、筏の上に敷いて釣り座を作るのである。
皆さん、協力して筏に降りて、まずコンパネを敷きます。タイヘンだ・・・・・・。

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そして、急遽前日福岡からやってきた青さんと散平師匠が降りた。小光子はずっと後である。

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それで、小光子は・・・・。
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一緒の筏にのった人は、小光子の運に付き合ってくれて「ヤル気」を失っている・・・。
水深は約20mくらいか、最初から最後まで、エサも取られずに一日が終わった。「猫の子一匹居らず」というのはこのことである。

この釣りは、カキ筏に集まってカキを食い荒らし、繁殖する黒ダイ駆除のためにやっている、ということで、釣れるときには30匹/1人も釣れるのだが、この日はどうも日が悪かったらしい。それでも歳無しが何枚か出ていた。

どうして、魚が居なかったのか・・・・・?居なければ釣れるはずはないのである。
その疑問は、帰りの船で、釣果を確認しながらメンバーを拾って行ったときに、小光子なりにわかったような気がする。
釣れなかった小光子グループが乗った筏はこれである。よく浮かんでいる。
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本来、いっぱいカキが付いたロープが海中15m位まで、密に吊るされて、筏がその重みで海面ギリギリまで沈んでいるのであるが、小光子のくじ運では、そのカキが一本も吊るされていない筏にのったのである。
釣れなかった釣り人は、何とか、もっともらしい理由をつけて納得するのが常でであるが、ここの場合、筏に吊るしたカキを食い荒らす黒ダイを駆除するために、筏に釣り人を上げるのに、筏にカキが無ければチヌの駆除もなにもないのは当然のことである。

「駆除」とは上手に言ったものだが、カキ養殖の経済効果を上げるために黒ダイが害魚になってしまった!
勝手ものの人間にはチヌもたまらない・・・。

しかし、駆除してもらって、さらに駆除の対象者から金をとって相乗的に経済効果をあげるのだから、なんとも知恵者揃いである。ただ、それなら、うたい文句通り、カキの吊してあるところに降ろしてくれないと、「駆除」ということに論理矛盾が生じますな!

カキが吊るしてある筏はこうだ。(この人の重みで沈んでいるのではない)。
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画像をクリックして大きくすれば、筏に巻きつけられた細いロープが下に垂れているのが確認できるよ。
そこで、一応釣果があって、昼寝している福岡の人が居る。長閑な広島湾である。
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これで、疑問1が解けた。
このロープが15mも下に垂れている筏の端で、短竿で真下を釣った場合、潮が手前に来たら、仕掛けがカキロープに絡まって釣りにならないのである。だから、長い磯竿が必要なのだ・・・・。
つまり、何事も現場を見みないとわからないのである・・・。

しかして、小光子には価値のあるお勉強をさせてもらって、スケールの大きい広島湾のカキ筏群を後にした。
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後10年もして、あのすがすがしい磯に立てなくなれば、暇つぶしにでも、お金を払ってチヌの駆除に再挑戦させてもらってもいいが、自ら進んでは・・・・・?
                                                
そして、2昼夜、ほとんどまともに眠っていない小光子のお見舞い釣行は、怪我なくめでたく終了した。
この歳になると、疲れが1週間は尾を引く。
釣りバカでしか、できないことである・・・。        
                                                     おわり。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
魚のいない筏で釣りをさせられ運の悪いところがショウコウシらしい(笑)。やっぱり自力で行ける地磯で、なにも言い訳ができないところでつったほうが向いているのね♪

それにしても新聞に載ったのはすごい。でもきっと60pの時に載りたかったんだろうなあ〜、と想像しています。
彩風
2013/05/02 15:27
2昼夜まともに寝ないで遊べる事がすごいです!まだまだお若いですね!(笑)
筏の上にコンパネなんて敷かれたら… 私なら速攻で寝てしまいますよ!(笑)

kouji
2013/05/02 17:11
彩風さん、流石に小光子の釣りを知ってるね!
未踏の地磯で釣るのは難しい・・・。
でも、その辺りを10回位通えば、分かってくるよ。
でも、1か月に1度しか釣りに行けない人は10ケ月かかるんだな!忍耐のいるのが、やはり釣りかな?
そんなんだよ!
なんか恥ずかしさがあるんだよな!
6マルだったら、そうでもないのに・・・・
小光子
2013/05/02 18:51
koujiさん、広島でひどい目にあって、翌週沼島でした。
沼島・・・。まだ一度も同じ磯にあがったことはないのですが、技術と経験が不足していますね。
次回くらいから、2度目の渡礁を試みてみます
小光子
2013/05/02 18:58

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