小光子の心

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<<   作成日時 : 2010/12/08 22:17   >>

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「最近、小光子のHGは釣れなくなった」とサコドンは言う。
ムムムム、確かにそうかも知れない。

その要因はいかに・・・・。

まず、考えた。この辺り特有の環境。黒潮の接岸状況。

次に自然現象(波)による地形の変化。
満潮になると海水が浸入して、腰以上浸からないと渡れなかった磯なのだが、最近は砂が堆積して、平気で磯に歩いて行ける。故に釣りポイントの溶存酸素量が減少したのではないか、と小光子は推測する・・・?

次にサコドンにとっては「慣れ」。
始めは一匹釣った40cmのグレの引き味が、とてつもなく感動的であった筈なのに、目標がさらに大物に移るにつれて、それくらいのお魚さんに心が騒がなくなってしまったこと。

そして次に、さらに、さらにとモンスターを夢見ることによって、ひどい近眼・乱視・老眼の小光子が、かなり酔っていても、容易にハリスの存在に気づく程の太ハリスにエスカレートしてしまったこと・・・。

特にこれらのうちの自分達自身の変化に、私達が気がついていないところがあるのかも知れない。

しかし、細ハリスではモンスターには勝てないのだ・・・・・・

12月5日(日)、一足先にサコドンと校長先生は出掛けた。
彼らは、縁起を担いで、夕食用の魚は買わない。それはいつものことだ。

12月6日(月)昼頃、小光子が南風館に到着した。
2人には魚を食った形跡が無い。どうも前夜は貧しい食事をしたようだ・・・・。

そしてこの日もモンスターに魅せられて自分を見失った3人はいつもの磯に立った。

天気はいい。潮回りも最高だ。しかし、黒潮の着岸は確認できない。

いつものように校長先生は、磯釣りに対する独自の理論を試す。
サコドンは好きな釣りを良く学び、それなりに上達した。しかし、何かに囚われて、最近「停滞と迷い」があるようだ・・。

2日目のこの日も、彼らにモンスターは訪れなかった。

18時頃だったか、かろうじて、すでに暮れてしまった海原の、リスキーな磯際に漂っていた「ナイトモンスター」=ウキが、たよりなく、しもっている。
来ている。警戒している。ムムムムッツ!
あわせた!ドン!
小光子は昼間立ち続けで釣っていていた体を休めるように、座ってズボラに釣っていたが、咄嗟に立って磯際に出た。奴はいつものように左へ走った。小光子はやはりいつものように右手を竿に添えて溜め、ズームを延ばした。

奴が右に反転して小光子の正面に移動し、強いレマーレYは、難なく奴を浮かせ、サコドンが掬ってくれた。
元気なコロダイだが、レマーレではなんのことも無い・・・。
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52cmだった。
さあやるぞ!仲間に幸運が訪れると自分のアドレナリンが分泌するのは釣り人だけに限らない人の常なのか、サコドン・校長先生に気合が入る・・・が、しかし沈黙。

その後、小光子にまた来た。
「グルン、グルン」、ヘンな手ごたえに小光子はこの何度か釣った魚の感触を覚えていた。
「やだな〜、イタチや!」と言って、あげてみた。
予想的中で消沈。リリースして、この日はこれで終わりを予感したのである。
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この時期、小光子は、魚保存用のケースは荷物になるので持ち歩かず、ドンゴロス袋を持ってゆく。
今回はサコドンが袋をもっていってくれた。小光子は釣ったコロダイの画像をサコドンに撮ってもらい、この袋にお魚を入れて海水をかけておいた。
南風館にもどり、袋から出された1匹のコロダイは、縁起担ぎで夕食の魚を買わなかったく3人の胃袋に、かろうじて、めでたくおさまり、御腹を満たしたのである。
ああ、シアワセ〜・・・・

一方、空になったドンゴロス袋は屋外に放置されて、夜が明けた。
天気が良かった。午前中、表に出たサコドンが、笑いながらドンゴロスの袋を持って見せにきた。
その姿・・・・。麻の糸がグチャグチャになって、ささくれている。
それは、この館を自分の家と思い込んで、我が物顔に歩き回り、たまにやってくる私達に軽蔑の眼を向けるノラちゃんの仕業とすぐにわかった。確かに彼等は家の中には入れないが、彼らの方がこの小屋を毎日使用し、深い愛着を持っているのかも知れない・・?

ノラちゃんは、魚の臭いプンプンの麻袋に、「何か美味しいものがある筈」と思った。確かに頭を狂わせるほどの匂いだったのであろう。しかし、目的の食べものはどうしても見つからない。悶々として、闇雲にドンゴロスの袋を噛みちぎった姿が想像できる。しかし、袋は無残にも、いつまでも彼の腹を満たさなかったのである。
サコドン達の一日位の貧しい夕食くらいは自業自得だ。それに対して、臭いだけ嗅がされて、空腹を満たせないノラちゃんは、きっと消化液で胃壁を焦したのではなかろうか。

「猫の気持ち」がわからないでもない小光子の心だ

さてさて、釣り人の興味あるところで、2週間前に釣った小光子の6マルに付いていた針の所有者の特定がある。
サコドンと校長先生にいつも使っている針を出してもらって、3人で詳細に観察した。
一致したのは、このタタキの金針で、モドリ・針先がキッチリ同じであるサコドンの針と特定できたのである!
サコドンが強い締め込みに会い、バラシタとすると、おそらく2ヶ月以上は過去のことだ。
以前に、2時間前にサコドンが掛けてバラしたコロダイを釣り上げたことがある小光子だが、再び、2ケ月以上も前にバラしたイスズミを同じ場所で、ハリスを付けたまま釣り上げたことを考えると、大きくなった魚は頑固にも同じようなテリトリーで生活し、大きさの驕り故に、あまり危険に対する明確な学習力が、乏しいということなのか・・・?
ナカナカ確固たる自信を持てる理論が構築できない小光子なのである。
釣りはますます不可解だ。
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そんなことなのだが、3日間、マル坊主のデコボコお2人は、まだまだ懲りずに、明日もモンスターの夢を追うのであった・・。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
【HG】とは、魚釣りの業界にも芸人がいるのですか?(笑)

新鮮な魚で鍋は、臭みもなく絶品でしょうね〜☆
シュンメ
2010/12/09 08:23
そうです。美味しいのは間違いないのですが、釣りに疲れて帰ってきて、料理して食べるのはちょっとキツイですね。
誰か、待っていてくれて、準備してくれれば最高ですが、それは極めつけの贅沢ですね
フフフフフ
小光子
2010/12/09 11:51

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