小光子の心

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zoom RSS 歴戦のツワモノ

<<   作成日時 : 2010/11/21 12:54   >>

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 レマーレYを購入してから、まだその性能を確かめられるような魚を獲っていない。
いまだに、この竿の実力は試せてないのだ。
両親の体調良し、天気・潮はマアマア、小光子は、今回単独釣行とあいなった。

11月18日(木)昼間強風(風力7)、一転して夜は凪で、ライト無しでエサをつけられる程の月夜。
昼間はエサトリの猛襲にあい、小さなオナガグレが何匹か釣れただけで、20時に断念して引き上げた。

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11月19日(金)
この日は晴天無風で凪。
西側先端で、いろいろやってみる。
べら、ガシラ、コッパグレ、小さなイサキ、秋の釣りらしくいろんなものが釣れるが、タモの必要とするものはやってこない。
仕方なく、デカイのがきたら、必ず根に入られてバラすところに仕掛けを入れてみる。
ウキは沈めているのでよく見えないが竿先に鋭敏なアタリがあった。あわせた。
よく引くが24.5cm、昨日と同サイズのオナガグレ。

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4時頃になって天気が一変した。厚い雲が青空を隠し、日暮れかと思うほど暗くなって来た。
潮も満潮を迎えている。

小光子は場所を移動して、サコドンの定位置にドカリと腰を下ろして座った。これまでの疲れが出て来た。
しかし、裏磯は水族館状態だ。様々なエサトリが縦横無尽に泳ぎ回り、エサは一瞬に無くなる。
僅かにサラシている校長先生の定位置の前に仕掛けを入れると、オナガのコッパが勢いよく、仕掛けをひったくる。
何匹か釣って、干物用をキープした。

デカイのは来そうな気がせず、うんざりして、竿を置き、撒餌だけを磯際にボチボチ撒きながら、休憩というより、小光子は、しばらく呆然としていた・・・・。
やがて辺りはどんどん暗くなり、5時には日が暮れたか、と思うほどに暗くなった。

エサトリの猛襲ばかりで2日目の終盤を迎えようとしている。これで終わるのは、万難を排してここに来ている意味が無い。30cmを超える魚は、まったくもって釣れていないのに、小光子は頑固にも、いつものように夜釣り用のタックルに交換するのである。
今日はレマーレYに6号道糸、8号ハリスである。まあ普通では考えられない、離島を思わせるフカセのタックルだ。
辺りは、真っ暗になったので、キザクラナイトモンスターにセットされたケミホタルはキラキラと輝いている。

シモッた・・・、「バシッツ!」

乗った・・・。早い!、強い!。「よし来た。負けんぞ・・!」
小光子は磯の前に出て、懸命に溜めた。そして、ズームを出そうとした瞬間に奴はゴウリキで左へ走った。
80kgの小光子の体がぐらつほどだ。凄い!落ち着いて足場を固め、
「クソッ、絶対に糸は出さない。絶対にだ!ムムムムッ」、固く自らに言い聞かせて、ズ−ムを出してためた。
奴は衰える気配はなく、強い力で抵抗する。
それ以上左に行かせては根ズレする。小光子は左手人差し指でレバーブレーキを押さえ、右手を竿の前に出して握り、強引に右へ竿を倒して止める。まもなく奴は諦めて、右へ方向転換するが、なかなか浮いてこない。
格闘は5分くらいのことだろうか、いや10分位だったかも知れない。
奴はすこぶる強い。

しかし、やがて、飛沫を上げて浮いて来た。月夜なのに闇夜のように暗く、奴が何者かはわからない。

「ヨシヨシ落ち着け、さあ、もうオシマイだ。おとなしくしろ!」と小光子は、新調したタモを使って、収めた。

それが、こいつだった。時計を見ると、5時30分。61・2cmあった。
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グレだと思ったが、ではなくて残念だった。しかし、新調したレマーレの性能は十分に試せたのだ。
少なくとも、この道糸・ハリスには十分に耐えられる強い竿であることが確認できたのだ。

このお魚の、小光子の今までの最長寸は63cmなので、この固体は2番目だったのだが、力は過去の比ではなく、こやつは格段に強かった。
6マル近くのイスズミは3匹目だが、今までのタックルは一般的なグレ釣りのタックル、つまり1.5号の竿によるもので、過去の記事にもあるように、糸を出して魚をマラソンをさせて、時間を掛けて獲ったもの。

一方今回は糸を出さずにガチンコ勝負。その違いであろうか、足を踏ん張り直さなくてはならないくらい、誠に強烈な引きのイスズミさんであったのだ。
体高といい、厚みといい、そして、立派な尾びれといい、強さと速さを物語っている。

そして、またまた、レアな事を発見した。
釣り上げて、食べるために締めようとしたところ、この魚に別のハリスが付いている。
そこそこ古いのか、引っ張れば簡単に外れた。ハリス先には錆びた金の針が、折れて付いて来た。

ムムムム・・・、こやつは歴戦のツワモノだったのだ。

その後6時半頃、余所見をしているときに、少し沖で竿をひったくった奴が居た。

「おお!また来たか」 体制を建て直し、ズームを出して溜めた。奴は右へ左へ移動する。
「フフフフ、オトナシクしろ!」。速さは先ほどより少し遅いかも知れないが、サイズはそれ以上かも知れないような気がする。「引き」からして魚種は違う。
先ほどより時間を掛けてやり取りしていたか、しかし突然、軽くなった。
残念だ。仕掛けを回収してみると、針は付いている。ハズレたのだ。
太ハリスのためか、食いが浅い。先ほどのイスズミも、やはりギリギリのところに掛かっていた。

さて、このモンスターはいったいなんであったのだろうか・・・・・・・・?。

その後、1.5時間程頑張ったが、小光子も力尽きて磯を後にすることになった・・・。

前回、この時期のイスズミは美味、ということがハッキリしたので京都の自宅に持ち帰り、翌日解体した。

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すると、エラの中から、錆びて折れた「金色の針の先」が出てきた。

小光子は金の針は使わない。いつもそれを使っているのはサコドン。
針先からして、いかにもサコドンの針に似ている・・・・・・?
残しておいて、今度、彼の針と合わせてみるが、もしそうだったら、彼が掛けて逃がし、彼の針を付けたまま小光子に釣り上げられたお魚は、これで2匹目ということになる。こんなことがあるものであろうか・・・・?

モンスターの魚種は様々だと思う。引き味からして、明らかに違うからだ。
しかし、この針先がもし一致したら、サコドンがモンスターだと思って悔しがった正体の一つは、こやつだったのかも知れない。

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                                    乞うご期待・・・・・





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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
新調レマーレWで モンスター? やりましたね。おめでとう。さすが大きいですなあ。
サコドンの逃したモンスター・・・とは
彼も泣いているかも?
モンスターも たくさんいるようで、
新モンスターにも期待!
EGA
2010/11/22 09:12
釣り師が一転、探偵に。
大変おもしろい。
定位置におさまる人間の性格も味わい深いが、釣られても釣られてもそこをねぐらとするモンスター達の根性も見上げたものだね。
彩風
2010/11/22 11:06
EGAさん、私達のやっているフカセ釣りで、あんなデカイ針を使う人はあまり居ないのですよ。それだけでもモンスター狙いにエスカレートしたサコドンの針のように思う小光子です。針を合わせるのが楽しみです。
小光子
2010/11/22 16:56
彩風さん、レ−シックで世間も良く見えるようになったら、不幸かも知れませんね!
以前はあまり同じ場所に通うことは少なかったので、経験が無かったのですが、デカイ魚は結構釣り人の糸をぶち切って針を付けたまま生活しているんですね。「ツワモノ」です。
そのうち、針が腐って無くなるんだ・・・・。
辛い思いをしているように私達は思うのですが、生きるためとはいえ、また、同じところへやってきて、食いついてしまう。
喉元過ぎればなんとやら・・・・、ですか!人間もかわりませんか
小光子
2010/11/22 17:08
ほとんどの確率で、さこドンの「針」であるような気がします。しかしこの秋、モンスターを数えるほどしか掛けておらず、しかも高切れしています。
正体はギットか?
いつか小光子がマラソンさせて捕獲したギットは完食できず、南風館の狸が食べましたが、美味と聞いてギットをr食べてみたいと思います。10月に捕獲したギットですが、食べてみればよかった?
さこドン
2010/11/22 18:06
サコドンさん、これくらい育ったら、大抵の仕掛けは簡単にぶち切ってしまうでしょうね。そうしてここまで生き延びた歴戦のツワモノも、過信があったのでしょう・・?
しかし、小光子もこの針は貴方のものであることを疑っていません。
柔らかい竿で、丘に登って獲った6マルイスズミは確か3月でしたね。
臭くてダメでした。この間の10月の奴ならいけたかも・・?
しかし、これからの固体は間違い無く「マ・イ・ウ」ですワ!
今回は刺身も、そして長い腸も胃も、美味しく頂きました。
やはり、ジモッチーはウマイものを知っていますね!
小光子
2010/11/22 18:51
いやはや恐るべし!
60のイスズミですか(~o~)
レマーレYに6号道糸の8号ハリス… これまたパワータックルですね!私のようなショボイ釣りからは考えられない格闘なんでしょうね!すばらしい!(o^-’)b
12/4(土)〜5(日)と、泊まり込みで愛媛日振に出撃します。もちろん狙いはグレですが、どうなる事やら…(^_^;)

kouji
2010/11/23 23:11
koujiさん、こんにちは。
グレだと思ったのですが・・
いやいや、ショボイなんて、断じてそんなことは無いですよ。
柔らかい竿に細仕掛けも、実に妙味があります。
釣りは全て、楽しいですね。
日振遠征ですか、いいですね。小光子もいつか、行ってみたいと思っています。
小光子
2010/11/24 08:46

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