小光子の心

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zoom RSS 高速道路を走りながら、小光子はこう考えた

<<   作成日時 : 2010/10/11 10:37   >>

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約一ヶ月ぶりに、釣りに出かける決心がついた。
満91歳をとっくに超えた父には心不全の病みがある。最近は風邪を引いて寝込むたびに認知症が進み、怪我の危険性が増している。
考えてみれば、あの体で、これまで怪我一つしていないのは不思議なくらいである。
ひとえに父の持って生まれた用心深さが功を奏している。
子といえど、その遺伝子を引き継いでいない小光子なら、既に命を落としているに違いない。

とにかく、これから一定期間は、さらに釣りが出来なくなるであろう。
既に、やらねばならない事もすくなくなり、やりたいことが多少あるだけになってしまった小光子。
まあ、小さな楽しみを見つけながら、自分にとって大事なことをやりとげるのも、納得できる生き方かな、と思われる。
そう思いながらこのブログを書いている時に、北海道にいる旧友から贈り物が届いた。
北海道の秋の味覚である。あまり釣りに行けなくても、世の中はこうして小光子を喜ばせてくれる。

すぐに解体工事に入った。
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こんな状況でもあり、最近は決まったように、サコドンと校長先生が先行部隊として前日に釣行している。

2010年10月7日、校長先生は45cmチヌを釣り上げて、自己記録を更新したようだ。

さこドンは1発だけモンスターらしき奴に翻弄され、直結結びの道糸側でブレイクしたらしい。
やはりまた、殺気が災いしたか、27cmくらいのチヌのみとなった。

「山道を登りながら、コウ考えた」ではなく、「高速道路を走りながら、小光子はこう考えた」

釣りたい為に、研究し、知識を増やし、そしてより多くの様々な事から学び、見識を深めようとすることに意味がある。
釣れるかつれないかには運がつきまとう。ただ釣れなかった時は、「運」というだけに止まらず、柔軟且つ大胆な反省の仮説をたて、次に実験と学習を繰り返す。そうすることは、たまたま釣れた人よりも、もっと大きな釣りモノを得ることになるであろう。
そして、釣れた時の喜びは、努力した量に比例する。

サコドンさんはいかに考えているであろうか・・・・?

小光子は8日、約1ケ月ぶりに、たった5時間程のモンスター狩りに思いを馳せ、昼を過ぎてから南風館に到着した。
校長先生は沢山の布団をベランダに出して、干してくれていた。感謝・感謝。
サコドンは昼食の支度をしたらしい。
少しつまんでみた。小光子の愛用している豆板醤でつくった「ナスの豆板醤炒め」は、独特であるが彼にしては上出来だった。

あいにく今日は夕から雨が降り出す。波も強くなるかも知れない。
そんな予想があり、いつもより早く出発した3人だった。

予想に反して、波は殆ど無い。
闇夜の大潮、しかも17時45分の満潮は絶好なのであるが、この場所では、ベタ凪はいただけない!

しかし、校長先生とサコドンは定位置へ腰をすえる。

この日だけの小光子ではあるが、二人がそこでやるなら、他のマキエに影響を受けないよう、釣れても、釣れなくても、納得できる5・6時間にしたい。
そんな思いががあり、「表でオナガを狙ってくるワ!」と言って、表磯のわずかにサラシが出ているところに一人で入った。

この場所は、かなり波が静かなときにしか入れない。そして、グレが釣れる場所だが、まれに、なにか知らないが、やって来た時には、起伏の多い海底でセズレしてブレイクしてしまう。
わかっていながら、この日は、ここで挑むことにした。

明るい間、4号道糸、3号ハリス、1.5ヒロ半遊動。ウキは00なので潮でひかれればシモる。
小さなイサキ。木っ端グレ。

そして、予想通り冷たい雨が降ってくる。
キープサイズのグレが釣れた。小さいのによく引く。やはり、オナガグレであった。

雨が強くなり、辺りはかなり暗くなっている。すでに17時を過ぎていたであろうか・・・。

オナガが居る。小光子はハリスを4号に結びなおした。
暗くなったせいか、南ハタンポが釣れだした。いやな奴だ・・・。

風が出てきて、左前方のサラシが少し強くなってきた。
潮はその少し強くなったサラシに引かれて、磯際を伝って左に流れ、右に方向転換して沖へ出てゆくようになった。
しめしめ・・・・。小光子はすぐ前の淀んだところにマキエを打った。一定間隔で何度も打った。
たぶん、こぼれたマキエはサラシに引かれて沖へ流れて行っているであろう。

その淀んだところに、仕掛けを入れてみた。思ったとおり、一瞬にして南ハタンポが釣れた。これで良し。

それからも、一定間隔で淀んだところにマキエを打ち返しながら、仕掛けは、右に曲がって沖へ出る潮の付け根に入れた。淀んだところからは、竿2本は離れているが、少しずつマキエは入っているはずだ。

18時ころであったか、いきなり竿に来た。ウ〜ン、なかなかの奴だ。
小光子は、通常は右手に竿をもち、左手で巻く。従い、これは左手を竿に添えなければならないレベルの引きである。
竿はアテンダーの2.25号、強い。糸を出さずに強引に浮かす。奴は抵抗する・・・・。
薄暗い海中に少し茶色がかった魚体が見えた。モンスターとまではいかないが、たぶんナカナカいい型だ。
磯際まできても、性懲りもなく抵抗する。もう一度左手を添えて、完全に浮かそうとした時、突然、軽くなった。

仕掛けを回収・・・・。針が伸ばされている。針はOWNER、拳グレ9号だった。
たぶん焼入れが甘かったか、戻し過ぎたのであろう。
あのような、形のものを大量に、一度に、しかも均一な焼入れをするのは難しい。どのメーカでも、たまにこういうことがある。それに、掛かりどころも悪かったのだろう。

まあ、このように釣れる釣れないには運がつきまとうのだ・・・・。

雨が強くなり、風が冷たい。
それでも、小光子は仕掛けを夜つり用に変えるために、二人が釣っている近くの荷物置き場所に、タックルを取りに行った。二人に聞くと、校長先生がチヌらしきものをバラしただけで、エサ取り地獄のようだ。

先ほどの釣り場に戻り、さあモンスター退治本番だ。
タックルはレマーレY、道糸6号、ハリス8号。この場合は、竿は左で持ち、右で巻く。操作より、力を優先しているつもり。離島でも十分のタックルだ。

やはり、先ほどの潮に乗せて仕掛けを流す。
25cmくらいのグレが飛びつく。オナガだ。元気がいいが、このタックル、簡単に海面から飛び出てくる。
また来る。今度は少しサイズアップ(28cm)。

そうこうしている間に、雨はレインウエアーを通過し、下着に染みてきた。風に冷やされて効率の良い冷却効果ができている。
鼻水が手の甲に落ちる。
もう少し頑張れば、奴はやってくるかも知れないのだが・・・・・。

しかし小光子は最近2度も風邪を引いたばかり。いまだに鼻声だ。

仕方なく、この鼻水にて、この日を諦める決心がついたのであった。

それからも校長先生とサコドンは1時間程、やっていたが、なんの反応もなく納竿した。

結局、この日は小光子は雑魚にてお茶を濁しただけで終わったが、2人にも、釣果は無かったようだ。

(小光子の釣果・・・・・これでもグレは全部オナガだった。やはり沢山マキエを食っていた)
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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
良型を針伸びで逃がされたとは残念ですね!
しかし、焼き入れ・焼き戻しを御存知とは…(^_^;)
何かしら私と類似したお仕事をされていたのですね!
適度な靱性を持たせる為の焼き戻しですが、過ぎると伸びてしまい甘いと折れてしまう…(~_~;) 釣針だからこれで済まされます!(笑) 品質管理が出来て無い、気楽な世界ですね!(o^-’)b

kouji
2010/10/11 19:00
koijiさん、早々と・・。おばんです!
たぶん仕事は違っていると思われますが、社で日常的に特殊鋼を使用していたのは事実です。

冗談じゃなく、本当にマジメにやっているのですが、モンスターは釣れませんね。
マジメにやっていることは、鬼のようなタックルでお分かりになるでしょ?
小光子
2010/10/11 21:55
8日、やっぱり行ってましたか。
9日東京に行く前、天気予報を見ると9日は豪雨。
豪雨の中のドライブも危険ですが、
雨の中の 釣りも大変。まずは お気をつけのほど。

毎度 モンスター期待があって、
釣り観戦 楽しませてもらってますが、
風邪をひきながらの、悪戦苦闘に、そろそろご利益あれば良いですね?


EGA
2010/10/13 11:28
太古の昔から、ショウコウシと同じくヒトは自然に挑み多くの道具を生み出していったんだろうね。

ところで、ショウコウシの釣果を捌くため購入した出刃包丁が意外にも役に立っているよ。先日も鮮度の良い状態で手に入れた「黒ムツ 60センチ強」を「刺身用」「バターソテー用」「煮付け用」に小さな解体工事を施しました。月に一度くらいはこのようにして利用してます。白浜に大漁旗が揚がった時にはヨロシクね。
彩風
2010/10/13 16:49
egaさん、そうですね。
私達は、本当にマジメにモンスターと向き合っているのですが、なかなか、ご披露できません。見放さないでくださいね。
必ず、小光子は息絶える前には、果しますから・・・。
しかし、いいこと言うね!仮にそれが果せたとしても、それは「ご利益」に違いありません。それが釣り・・・・、ロマンフィッシングなんです。
小光子
2010/10/13 18:46
彩風さん、シンプルで、役に立つ道具は最高ですね。

黒ムツ、60cmだったら高値だったでしょう! 身の劣化が早い魚だから、とてもおいしいのだけれど、刺身で美味しく食べられる鮮度のクロムツはこちらでは見当たりません。
しかし、塩したもの、煮た物、どれも旨いですね!

ただ、とても歯がするどく、カミソリのように切れるので、料理の時には、注意してくださいね。

思い切って買って、良かったんじゃない! しかし、「赤ムツ」はもっと旨いよ!
小光子
2010/10/13 22:26
小光子さん、こんばんは!
本気度が伝わってきます。地磯でレマーレYとは・・・。
murokenここに来るたびに、心地よく活性化されておりまする。
muroken
2010/10/14 00:19
お墓磯で毎回、箆鮒つりをしているようでは、釣れない結果後の「学び」はありません(笑)しかし最近では潮流、海水温など仕掛けの考察と同時に自然的な要素に目が行くようになりました。鹿を撥ね、今度は馬に蹴られても「運」だけで片付かない「学び」を構築したいところ。その学びが「釣果」につながれば、納得もいくし、なにより喜びは100倍でしょう。
さこドン
2010/10/14 08:17
murokenさん、そうなんですよ!
こんなに、モンスターを取り逃がしている記事ばかり書いていると、「逃がしているのを楽しんでいる?」と思っている人もおられる様で・・ だからわざわざタックルを書いて本気度を示しました。しかし、このタックルは、やはり白浜ではなく、そちらで使わなくては・・・・。何時のことやら

小光子
2010/10/14 11:44
サコドンさん、スキな事はスポンジが水を吸うように吸収できるでしょ?
校長先生にもレクチャーしてあげてくださいね。きっと表彰状をいただけますぞ!
「馬」「鹿」も面白いですが、牝馬にはくれぐれも気をつけてくださいね・・?
小光子
2010/10/14 11:53
(*・ェ・*)ノ~☆コンバンワ♪

釣行お疲れ様でした、仕掛けと共に利き手を交換する大物に対する姿勢感心しました。
更なる大物目指して頑張ってください。
クロ菊
2010/10/14 21:00
クロ菊さん、おばんです!
このグダグダと愚痴っぽい日記を、ちゃんと読んで下さって、敬服します。持ち手は大事に思っている小光子です。

しかし、前打ち等は吹かせと比べて、さらにシンプルな仕掛けでやりますね。それだけに、自然に影響されやすい釣りじゃないかとおもいます。

小光子も少年の頃、1M位の穂先に、2Mくらいの糸をつけ、針だけを結んで、石ムシをつけ、
桂川の膝くらいの深さの瀬に立って、穂先を浸けてハヤのアタリを待つ釣りがスキでした。シンプルでとても楽しかったです。
いい瀬に入ったら、バカみたいに釣れるのですよ!
小光子
2010/10/14 21:41

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