小光子の心

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zoom RSS 最後の一投

<<   作成日時 : 2009/12/09 17:41   >>

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今月、娘に二人目の子ができる。
父母は異次元の世界を彷徨し、毎朝、戻ってくる。
そして小光子達二人は、孫達に無理やり老いを強いられる・・・。

日々、命のサイクルを確実に感じながらも、一方で、モンスターワールドに心を奪われて止まない小光子だ。
なんとも人間臭い自分が救いようのないバカに見え、自己嫌悪に陥るのだが、これも我が命を感じる時間なのだ。

釣り時間
12月2日(水)15時〜19時15分
12月3日(木)15時〜21時
12時4日(金)14時〜20時30分

過去のある日、釣り場で知り合いになった人がいる。
潮騒の中で彼は話した。日置川の上流域で「焼き芋屋をやっている」と・・・・・。
小光子は「そんなところで焼き芋なんか売れるのか?」と聞き返した。
彼は言った。
「違うがな。焼物や!ヤ・キ・モ・ノ」
それから毎年京都美術館で開催される由緒ある展覧会に小光子は招待されている・・。
そして、潮騒の為とは言え、ひどい聞き違いをした小光子なのに、彼は大きくて立派な壺をプレゼントしてくれた。
今となっては南風館の宝である。

2日はそんな彼と「ボタン鍋」をつつくことにしていたため、19時25分に磯を離れなければならなかった。

昼間、比較的大きなアジの猛襲があった。
サコどんは、明るいうちに43cmのクチブトをとった。
画像


小光子はアジにうんざりしていた。それでも粘って、19時15分、「最後の最後、コレが最後の一投」と宣言して仕掛けをいれた。ヤキイモヤさんがやって来るので、タイムリミットなのだ。

陳腐なドラマのように、その日一番の消しこみが、磯際であった。
奴はすごい速さと、「ギュ〜ン、ギュ〜ン」と強い力で竿を引っ張りながら、いつものように左根の方向へ走る。
その時は、ハリス5号、道糸4号なので無理はできない(普通のフカセならとんでもない大仕掛けだが)。
小光子は、いつもの根に入られる前に、思い切って糸を出した。
奴はその瞬間方向を変え、左沖へ走った。「しめた!」
こうなれば、後は奴を弱らせながらゆっくりと寄せればいいこと。小光子はやり取りしながら高場へ移動し始めた。
さこドンはすでに道具をしまって見学している。

「どうだ、妙技を見せてやろう!」と思い、竿を絞った瞬間、「スポッツ!」

なんと浮き止めの上での高切れだった。4号道糸が少し弱っていた部分があったのであろう。
しばらくしてウキは150Mほど沖に微かなケミの光を見せたのであった・・・・。

残念だ、残念だ。あ〜あ、残念だ!

皮肉にもその日、磯に入る前、「最も残念なバラシ方はこの型だ」、とサコドンに言っていた。
そのままをやってしまった小光子がそこにいた。
上手く根をかわして、沖に走らせたところまでは妙技だった、と思う。以前6マルをとった時と同じようにやれた。
この場所を良く知っているからできることなのだ。だのに高切れなんて、こんな残念なことはない・・・

それでこの日はタイムアップ。南風館にもどり、ボタン鍋の宴会となった。
残念会なのであるがモンスターの夢を抱いた残念会は話が尽きない・・・。
良く飲んで、良く食べた。猪肉1kgと野菜山盛り、サコどんの釣ったクチブト、アジのタタキ、500mlビール缶10本、日本酒6合、ボージョレヌーボ1本が3匹のウワバミの腹に納まったのであった・・・・

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
そして小光子が美声を披露し、さこドンは酔いしれたのだった。高切れは「ダメ」」です。
さこドン
2009/12/09 20:19
muroken、ハリス5号をかみ切るなんて、とても出来ません。
ましてや、傷が入っているとはいえ、道糸4号を引きちぎるなんて絶対に無理です。

さてさて、その無理を、毎度やってのけるモンスターの住む海と、小光子さんの美声が渦巻くボタン鍋の酒の海とは、どちらが深いのでせう・・・
muroken
2009/12/09 21:03
北新地でならしたヤキイモヤさんと、声楽を学んださこドンさんと知りながら、酔っているとはいえアカベラで歌をうたった自分がいたとは、どう考えても信じられない小光子です。ウソでしょ
本当なら、さこドンはその時点ですでに脳障害がおきていたのでしょう・・・・・
小光子
2009/12/10 09:30
murokenさん、2人は歌の半プロ、「プロならともかく、へんに上手い歌なんか人に聞かせても、面白くもなんともない。酒の場では、下手な歌ほどオモロイ!」と言って、起立して歌ったということです。
それから小光子はサコドンの釣ったグレの姿造りをして、食べさせたということですが、私は全く覚えていないのですよ。幸せな男でしょ?
フフフフ、二人にとっては脳神経に響いた歌が衝撃的だったのでしょう。
小光子
2009/12/10 09:39

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