小光子の心

アクセスカウンタ

zoom RSS 夢は続く・・・・

<<   作成日時 : 2009/03/31 19:29   >>

トラックバック 0 / コメント 14

 すばやく立って前へ出た。奴はサコドンの方へ走る・・・・。竿で溜めた。
しかし、強い。キ〜インという糸鳴りがして柔らかい竿が突っ込まれそうになる。
イヤイヤ、グレではないのだ、これ以上無理をすると根に擦れた時に「プッツン」だ!
咄嗟にレバーブレーキを緩め、ズルズルと糸を出す。グレだとこれで一巻の終わりだが、竿を立て直すと、奴は左沖へ走り始めた。
左横で竿を置いてタモを持ち、観戦していたサコドンに、咄嗟に「どいて!」と叫ぶと同時に、小光子は左へ、磯を駆けた。

しかし奴は剛力で締め込みながらも、ゆっくりと沖へ泳ぐ。途中止めると、「コン・コン・コン」と何度も首を振る。
重い、重い、重い、・・・・・・・・・チヌ独特の確かな引きだ!
小光子、思わずサコドンに叫んだ。

「ヨーッシ、これは6マルや、いけるぞ!」

さらに磯を移動し高場に上がった。もうこれ以上移動はできない。リスクを承知で寄せるしかない・・・・・。

どうだ、もう、いいだろう、おとなしくなれ・・・・・・!

「ああ、腕がだるい!」「ハリスよ、なんとか持てよ!」と声に出して叫び、夢の6マルをためては寄せ始めた。

「キ〜ン、キ〜ン、キ〜ン」、小気味良い糸鳴りを聞きながら、右横でサコドンがタモを持ち観戦している。

「バレルなよ!」と言いながらゆっくりとポンピングを始める小光子。

かなり巻いてやっと左横にウキが見え始めたのをサコドンが先に見つけた。
気がつけば、太陽は西に傾き、翳り始めている。
いよいよ「6マル」と確信を深めて戦っている小光子、加齢故、光量の少ない状況では極端に視力が弱くなる。格闘している相手が何者かは、未だわからない。
とその時、サコドンが「見えた」と言い、タモを出し始めた。

・・・・・?、「おおデカイ!」と思った瞬間、弱い光に白く反射する魚影は、小光子に呼吸を忘れるような驚きを投げた。

意外も意外、この場所でコヤツがやってくるとは・・・・・!?想像だにしていなかった・・・(唖然)

画像


釣り上げた後の携帯画像の撮影時間をみたら18時を少しまわっていた。
逆算すると30分はやっていたのかも知れない・・・・。
思ってもいなかったチヌだった。イヤイヤ・・・チヌではない・・・・?
6マルには1cm及ばなかったが、このタックルで、やはり6マルは採れる。
しかもハリスは、そこそこザラざらついているが、6マルのチヌでも、この浅場の起伏の多い場所で、このタックルで、捕れることの証明にはなったか・・・・?

しかし、残念だ。場所柄、魚の重さと引き具合から、てっきりチヌの6マルと思って戦っていたが、コイツだったとは・・・。
また、読者の皆様にもこんなもので引っ張って誠に申し訳ない

ガハッハハ、他愛ない小光子のバカ顔を見てやってください。
画像


春の釣りは困難を極めます。
その日、20時まで2人で頑張りましたが、後にも先にもアタリはこれ1発だけ。
小光子、2日間で2回だけのアタリです。
サコドンに取り付いたボーズフィーバは、いよいよ勢いを増して増殖しているようで、小光子もまさに伝染寸前なのです。
特に6マルの「気まぐれチヌ」に出会うのは、なまなかではない・・・・・・。

しかし、小光子とサコドンにはまだ明日1日の猶予があるのだ・・・・・
                         ( コヤツを喰ったお話へと続く)
  


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時

サコドンさんからボーズフィーバー病を伝染された者です!(笑)厄介な病原菌を頂いてしまいました。(~_~;)

凄い!これはイスズミですね!
パワーはロクマルのチヌなど比較にならない…
恐るべし怪力だと…(~_~;)
ただ… 食味の方は…
ええっ!これも喰っちまったんですか?
恐ろしや〜(~o~)

kouji
2009/03/31 20:30
むはは!ある意味、釣りの達人ですね!
シャブリ尽くすというか、楽しみ倒すというか!
小光子さんの、この笑顔が全てを物語ります。
デカシロのお味はどうだったのか?教えて!アデランス〜〜!(^0^)/
muroken
2009/03/31 21:05
まあ、取れる気がしていた。締込みスピードは、さほど速くない。糸鳴りが魚体の大きさを物語っているが、二人は6○のチヌだと信じ込んでいた。さこドンのタックルでは、捕獲できたかもしれない。しかし、1.5号竿、2.5号ハリスでは、小光子の腕が勝ったに違いない。さこドン、先頭直前、3号竿、4号ハリスでやっていました。さて、イスズミは誰が食べたでしょうか?神隠しか?!
さこドン
2009/04/01 09:44
期待のデカバンお魚は・・イスズミオジサンでしたかぁ。
すっ凄い歯を持っていますのに、切れないでよく獲れましたねぇ、小光子さんとの格闘ぶりに拍手です。
☆☆お目出度う御座います☆☆
今のこのお魚、チヌよりは中々美味しいです。
sakapon67
2009/04/01 19:01
koujiさん、チヌの6マルじゃなかって、ホッとしたんじゃないですか?
過去に、きっと何回かは針に食いついているかも知れませんが、ヘタだから、バラしているんでしょうね。
バラした、お魚さんは、正確には何か分かりませんから・・・・。
今回は、てっきり「チヌ」と、思ってました・・・・・
shoukou
2009/04/01 20:46
sakaponさん、こんなので長いこと引っ張って、ホントにスミマセン。
「季節・釣り場所」からして、てっきりデカチヌと思って、やっていましたから、ホントのこといいますと、魚体を見てがっかりでした。しかし、エサトリも無い春の海で、釣り味は結構楽しめました。
しかし、バカ小光子にとっては釣りは楽しいですね!
小光子
2009/04/01 22:02
ムフフフフ、murokenさん、意味深いお言葉を、ありがとう、なのか・・・・?「シャブリ尽くすというか、楽しみ倒すというか!」これってアホ・バカ・・・、つまり一言でいえば、貪婪(ドンラン)だということですよね。 フムフム・・・そうかも知れませんね。このバカ顔を自分でも眺めてみたら、それは否定できません・・・・。 考えてみれば、磯つりも後十年かも・・。十年は長いようだけど、このような春の釣りは、10回しかやれないんですよね。そう思うと・・・・?そうです、それが貪婪と言う事なんですね!しかし、バカは幸せだから、maいいか!
小光子
2009/04/01 22:11
サコドンさん、磯釣りの大先輩のsakaponさんもおっしゃっておられるように、イスズミ、この時期、「美味い」というのが定説なんですよ・・・・!小光子ウソ言いません。
小光子
2009/04/01 22:50
まんまるに太っているから携帯メールではグレに見えたよ。だけどこれ、イスズミなんだね。
なんであれこんなに大きいお魚、釣れただけでもすごいね。
彩の風
2009/04/03 12:05
夢の6マルは次回に期待ですね。
キツもこの時期50を超えると
美味しいと聞きます。
実際のところ、どうだったんでしょうn?
グレ次郎
2009/04/03 16:26
小光子さん(*・ェ・*)ノ~☆コンバンワ♪

素晴しい釣果ですね〜!
魚をかけたときの道糸の音キーン!たまりませんね〜

みごとな写真です、感激しました。

クロ菊
2009/04/03 18:24
グレ次郎さん、こんなので引っ張って申し訳ありませんでした。そのうちもっと美味しいやつを・・・・。
小光子
2009/04/03 19:18
いやあ、冬眠中のクロ菊さんも来て下さいましたか。
小光子のバカ顔を晒してしまって、お恥ずかしい・・・。
小光子
2009/04/03 19:20
彩風さん、腕がだるくなりましたよ!
この場所は女性でも簡単にいける場所ですから、今度いつか来た時は、菜々子を京バーに預けて、連れて行ってあげるよ!
小光子
2009/04/03 19:22

コメントする help

ニックネーム
本 文
夢は続く・・・・ 小光子の心/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる