小光子の心

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zoom RSS この時期の南紀の釣り

<<   作成日時 : 2015/03/19 16:20   >>

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さて釣りの方となると、まずは天候だ。
三寒四温で、少しずつ春めくのであるが、まるで、日本列島をセンターラインのようにして、大陸と太平洋の高気圧が押し合い、等圧線の幅を狭くするのである。
そうなると、風は台風並みに強くなり、釣りに大きな影響を与えるのだ。
かなり短いサイクルで、北風が南風にかわることも少なくは無く、強い南風が吹くと、南紀の海は、急に大荒れになるのである。

それだけなら、まだしも、釣りにはそれよりも難敵がいる。
この時期の南紀の海は、一年の内でも、最も低水温の時期である。
そして、かつ、あの黒潮は半島に接したり、沖に離れたりを繰り返すのだ。
海に慣れると、この潮は見ただけでわかるようになるし、水温計があるなら、一目瞭然で、水温が13℃〜17℃の間を、急に変化するのがわかる。
この急激な水温変化は変温動物である魚にとっては、とても過酷なのであろう。
従い、この時期、良い釣果を得ることは、ナカナカ難しいのである。

「釣れない小光子の釣り」の言い訳に前置きが長かったが、この期間も、ご多分に漏れずに、オキアミを解凍する気にもならない天候が続き、「椎茸刈り」などして楽しんでいたが、滞在期間後半になって、やっとチャンスが巡ってきた。

3月12日(木)
何時もの弁当船釣行で釣り座についたのは9時半。
ユックリ支度をして釣り始めた。
穏やかな日になったが前日の波が残っていて(前日休船)、海は白濁しているところが多い。
11時頃までは中々パターンを見つけることができなかったが、それから納竿までは、久々に楽しい思いをした。

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他にサンノジ、ボラ、イズスミ等と、忙しい。

特に15時になってから、針外れ、ハリス切れ、道糸切れ、の3連発のバラシの洗礼を受けたのである。
最後の道糸切れなどは、丁寧にも四苦八苦で奴を手前に寄せてから、それではと、浮かせにかかったところ、2500番のリールのドラグが激しく出される突っ込みに合い、スプールを抑えて、懸命に止めたものの、「バシッ」という強い音を発して道糸がバーストした。

竿1号、道糸2.5号、ハリス2号の渡船仕様であったが、奴にはとても敵わなかった・・・。

港を出た時の船の水温計は14.5度。16時に迎えに来た時の水温計は17度をしめしてしていた。
潮の色は正に黒潮の色をしていたのである。

3月13日(金)
潮は良いと判断し、連荘釣行とあいまって、前日と同じ時間に、渡船屋に到着した。
水温は16.5度。前日と磯は違い、比較的小光子の好きな釣り座(他の人には然程人気がない)が空いていた。
この場所は、波に弱い。そしてポイントが遠くあるのだ。
9時半から釣初めて、11時までに良型が4匹。
天気はよく、風も少ないので、ドンゴロスの袋では魚の保存が心もとない。
まだ、釣れると踏んで、渡船屋に、ついでの時に氷を届けてもらうように連絡しておいた。

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しかし、この欲が神の機嫌を損ねたのか、それからというもの、潮が停まり、北から南に流れる潮に変わった。
付け餌は、ほとんど残ったまま上がってくる状態になったのである。

そして、ボラが釣れた。タモ入れまでに逃げてくれればうれしいのに、執拗に抵抗して上がってきた。
磯に置いておいたら、普通は魚の本能で海のある方へ飛び跳ね移動し、逃げるのだが、コイツは反対方向ばかりに跳ねて、岩の間に挟まり動けなくなる。
まさしく、愚鈍で厄介なヤツだ。釣っていても気になるのだ。やむなく、竿を置いて、魚バサミとタモを持ち、オバカなボラの救出作戦で時間を潰してしまった。

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気を入れ直して釣り続けたが、14時までにニザダイが1匹釣れただけで、海は全く沈黙してしまったのである。

そして、ふと気が付くと、南西の風が吹き始めている・・・・。
時間は14時半であったが、沖を見ると、渡船がが見える。小光子はここで釣りを諦め、大きく手を振って、船に迎えを合図したのであった。

やはりその後30分も経たない間に、波は大きくなってきて、船頭は小光子達を乗せたまま、引き上げが難しい磯に急いで船を走らせ、釣り人を強制収容したのであった。

この日、もっと釣れると思ったのに、結局、小光子は11時までの良型4枚。
釣り頭は、朝一から、一人で磯上がりしていた40代(?)の女性の11枚であった。彼女曰く、「10時半になって、何も釣れなくなった」とのことである。

今回は、まさに春先の南紀の海の典型であった・・・・・。
魚が釣れる期間は24時間は持たなかったということを、連荘釣行によって、一例を確実にしたのである。
魚には、立派な白子が入っており、産卵の時期を窺がわせた。
次回の南紀滞在時には、グレはさらに厳しいであろう・・・・。
                                                 小光子
                                               

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
南紀の海の様子も少しだけ春に近づいたんだなあ…という感じで拝読しました。さすらいの釣り人の次回南紀釣果の期待加速、楽しさ拡大の予感がします。
夏野微風
2015/03/21 20:07
次回の釣りは、あまり期待できませんが、桜の大木の開花が楽しみです。
いつか夏野微風さんとも、その花とそよ風を肴に、一杯やれたらいいですね・・・。
小光子
2015/03/22 15:35
2.5号の道糸からぶち切って行く強者は何だったのでしょうか?あと一息のところで惜しかったですね!小光子さんがいつもおっしゃるように、「バラシ」にはいつも夢が有りますね!(o^-’)b
そろそろ桜も開花しますね!今年は桜鯛釣れるかな?沼島の乗っ込みも少し遅れてます。来月の大会辺りは爆釣だと良いですね!(^_^)v

kouji
2015/03/23 23:26
来月の沼島、楽しみです。よう釣りませんが・・・。
今回のバラシ3連続は、おそらく、例の「くさいヤツ」だと思いますが、この低水温の南紀での個体は、確かに旨いです。ただ、個体が60cmを超えるものが、旨いんです。
道糸4号、ハリス3号であれば、採れていたと思っています。
小光子
2015/03/24 20:50

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