小光子の心

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zoom RSS 小光子の東北旅行(3)

<<   作成日時 : 2013/11/15 10:53   >>

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 27・28号のダブル台風の最中。天候に懸念を抱きながらの東北旅行であったが、大した雨にも合わず、ここまで来た。
この日は、カミサンが初めてという日本三景の一つである松島を観光した。
晴れていればさらによかったが、曇り空の松島は、まさに水墨画そのものであった。

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松島は過去に2度程訪問した小光子だったが、2度共に仕事がらみ。
この様な遊覧船に乗って、ゆるりと景色を眺めたのは初めてのことであった。
その入り組んだ地形と無数の島々が消波となったのであろう、震災の被害は比較句的少なかったという。

いつものように、団体旅行客が出発してから、やっと出てきた小光子達。
松島で、十分に昼食時は過ぎてしまったが、そのまま、裏磐梯へ向かった。

車で走っていても、澄み切った冷涼な空気の流れを感じる。
標高が高くなるにつれ、落葉樹は色彩を増す。
ゆるりと通りがかった沢の美しさに、思わず心を奪われ、車を止めて歩いてみた・・・。

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後から調べてみると、この湖は「秋元湖」だったということだ。多分、背景の山は磐梯山ではないだろうか。

さらに車は坂道を登って、目指すは五色沼だ。
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磐梯山の噴火によってできた湖と言うことだ。どこから流れが入ってきて、どこへ流れ出しているのか、確認は出来なかったが、それによって、美しさの理由を探したかった小光子である。

曇り空にも関わらず、色白の少女が初めて紅をさしたような表情の風景が、私達を楽しませてくれた・・・・・。

これまでの2泊は、夜遊びの予定があり、ホテル泊であったが、この日は東北を後にする日、ユックリと旅館に泊まるべく予約をしていた。

まだ、時間余裕はあったので、カミサンが行きたいという、剣ヶ峰の「諸橋美術館」を経て、旅館へ入ることにした。

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ここでは、ダリの作品の展示があった。
素晴らしい環境下での、立派な美術館だ。京都や倉敷や足達や、色々と、さしたる啓蒙も無いのに訪問している小光子だが、掛値無く、ここは素晴らしい環境だ。
しかし、小光子は、すぐさま、この立地でこの素晴らしい美術館を維持し続けることは出来るのだろうか、とあらぬ心配をしてしまう無粋者なのである。

やはりダリもスペインの裕福な家に生まれた作家だそうだ。
しかも名をなしてからも、「芸術で金儲けをする」と言うことで、画壇?から、非難をされたようだが、意に介せず、「芸術の振興には金が要る」、として、最期までユニークな作品を創造したようだ。
変わった人だけど、そういう人に小光子は興味がある・・・。

そんなことで、予定を1時間過ぎて、会津若松の老舗旅館に入ったのは、18時をとっくに過ぎていた。

うんうん、暗くて良く見えないが、古い旅館である・・・・・。
いろいろ見渡すと、日本の政界や皇族の方々には人気があるらしく、その人達の軌跡がうかがえる。

番頭さんが、温泉を説明してくれた。

会津藩ご用達の「湯」が「きつね湯」。普通の温泉は「猿の湯」ということ。
キツネ湯には水道の入力は無く、手桶で浴槽から湯を汲んで、入るのだという。
フフフフ、それは小光子好みでもある。

しかし、美術館に長居した小光子達は到着時間が遅く、湯に入る前に、予約しておいた郷土料理を頂くことになった。

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上記は、膳の一部であるが、中でも「こづゆ」、「ニシンの山椒漬け」、「鯉の飴炊き」等は郷土食を感じる美味な料理であった。
特に「こづゆ」が美しさ、繊細な味わいにおいて、気に入ったので、帰ってからカミサンに再現してもらったのだが、シンプルな割には、とても手間がかかる料理だということだ。

なかなか旨かった。ゆっくりと食事を頂き、ほろ酔い加減でも、湯に浸からなければ、この夜は終わらない。

勿論、会津藩ご用達の「キツネ湯」に・・・・。かなり熱い目の、今時の宿には無いささやかな風呂であったが、シンプルで、熱い目のいい湯だ。
そして、普通の温泉「猿の湯」で、シャンプウーを使い、部屋へもどると、布団が敷いてあった。

この3日の疲れが、湯に癒され、後は深く眠るだけ・・・。
小光子は先に蒲団に入った。

まもなくしてカミサンも隣の布団に入ろうとしている時には、すでに睡魔が襲ってきている頃だった。

「キャアー、アアアア・・・」と悲鳴。

驚いて飛び起きた小光子は・・・。

「小光子の奧と知っての狼藉か!」と。

「バシッツ!」っと、居合切り。

酔っていても、ひるまず、たまには役に立つ小光子。

居合切りは、その一撃で敵を倒すのが美しい筈なのであるが、狼藉者は、尚も蠢いている。

刀ではなくスリッパだからな!

「還暦をとおに過ぎている姫とはつゆ知らず、閨に入ったバカな奴め!、カワイソウに・・・・、フフフフ」



由緒ある古い和風建築の旅館である。綺麗に掃除はしてあるが、建具の隙間が多いのは、仕方がなかろう。

「ムカデ」は、スリッパ居合の手練れ、小光子によって、あえなくご臨終となった・・・・・。


さて、夜が明けて、窓越しに庭が見える。

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あらかじめ部屋を指定しての宿泊だったが、窓越しに見える借景はムカデ事件を水に流せるものであった。

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しかして、一行は猪苗代湖を経て、会津若松に入り、野口秀夫氏に敬意を表して、郡山から新幹線で帰路に着いたのである。

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猪苗代湖は思ったよりも大きく、普通、これくらいの規模の湖は年月の経過と共に富栄養価が進み、その水質は劣化する。しかし、この猪苗代湖の水際を歩いてみると、すこぶる水の綺麗なことに驚いた。
余りに感心したので、後で調べてみたら、日本では常に最上位にある湖沼の水質ということだ。
釣り師の目はやはり確かである。

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(左クリック)
鶴ヶ城は、NHKドラマ「八重の桜」にあやかって、商売が盛んであったが、遠目に観る会津の街並みは、とても清潔で、凛々しい「天空の都」のように思えた小光子であった。
                                         3013.10.25  小光子の東北旅行、終わり

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
諸橋美術館いったのね〜。
私が行った時もいい環境だなあ、と感心したわ。フランスのダリ美術館にはかなわないけど、それに近いくらい頑張ってるし。変人だけども最悪女の奥さん一筋だった姿勢が大好きよ。

福島県にはいわき市にとてもいい水族館があったからぜひそちらもまわってほしかった・・・。震災でだいぶダメージを受けたからどのくらい回復しているかわからないけど、いままでいった水族館のなかでも一番か二番くらい良かった記憶があるわ。

東北は関西人からすると遠い日本だよね。だけど古さがたくさん残っていて素朴で気前が良くて、いくとはまっちゃう。
彩風
2013/11/17 17:22
♪こんにちは。
ご無沙汰してます。予定通り、東北旅行 おかみさんと 優雅に愉しんできましたね。

震災のあと、紅葉、八重の会津・・・ナイス!
4週間前、テニスで軽い肉離れをして、テニスペースも落としてます・・・。
EGA
2013/11/18 10:29
彩風さん、ダリさんって、今生きていたら、一杯飲んでみたいような人だよ!
磐城の水族館は思いつかなかったね。大阪よりもいいかね?
 
東北の人はいいね。私も好きなんだけど、どうも関西人はジョウークがきついのか、東北に限らず地方の人には誤解を招くことが多いようだね。
小光子
2013/11/18 18:32
Egaさんマイドー・・・。
テニスは無理しないように、できるだけ長く続けてくださいね!
ところで、シャッターを押す一指し指は、肉離れしませんか・・・
小光子
2013/11/18 18:35

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