小光子の心

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zoom RSS モンスターに翻弄されたサコドン!

<<   作成日時 : 2012/11/05 22:00   >>

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寒波が来ているのは承知している。
しかし、風・波の状況は、釣りができるレベルだ。
別にもう少し良い条件を待ってもいいのだが、小光子と他2人は、ただただ釣りがしたいので、南紀にゆくのだ。

このことを客観視しても、やはり釣り人は、たくさんお魚を釣るということよりも、「釣り」という行為をしたいと言うことが優先順位にあることがわかる・・・・。

11月1日(金)
北風が強い。
高い丘から海を臨むと、黒潮がかなり沖にある。
海水温が徐々にゆっくりと下がって行くのがいいように思う小光子だが、この気候・黒潮の離岸と相乗して、急激過ぎる水温降下が無いか、気になるところだ。

3匹のロマンフィッシャー達はいつもの砂利浜までやってきた。

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(琉球アサガオがダイナミックに群生している)

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勿論、磯へ歩いて渡るために低い潮時間にやってきているのであるが、いつもとかなり様子が違う。
行く経路は、まるで整備されたように砂利が積み上げられ、我々を釣り場へいざなっているではないか。
1ケ月ほど前に小光子が来て、その後、さこドンが来た。
その時には、潮の高い時には胸まで浸からなければ渡れないところだったのに、この状態だと大潮の満潮時でも、浸からなくて済むのだ。
このとてつもない量の砂利が大波で運ばれたことを想像すると自然の猛威を感じざるをえない。

以前から、1・2年に一度位(?)、このようになることを経験している。
そして、この変化は小光子の釣りに、わずかながら影響を及ぼすのだ・・・・。

@ 行きたい時に行って、帰りたい時も、難なく(パンツ喜劇をやらなくても)帰れる。
A 行きやすい釣り場になるので、イカ釣りファンが場所を占領することがある。
B 潮通しが若干悪くなるようで、釣果が落ちるような気がする(気がするだけかも知れない)

そんなことを話し、それぞれの今日の釣り場位置を合議しながら磯に着いた。
鮎は師匠であるが、磯はまだまだ初心者の鮎師匠を、最も楽に釣りができ、小型からモンスターまでのヒットの確率が高い「ヘラ釣り場」に入ってもらうことにした。
大体、ロマンフィッシングクラブはそんな順序が暗黙の了解にあるが、大口を叩けるまで成長すると、その了解は無くなる。

鮎師匠が「ヘラ釣り場」、次にさこドンが入り江のもっとも内側、となると小光子はその間の半端な場所に入ることになったが、その場所は、実は結構お気に入りの場所である。
ただ、徐々においしくなってきたグレを釣りたいところであるが、その場所での確率は少ない。
この潮では「チヌかヘダイしか無理かな・・・?」と言いながら・・・。
さこドンも同じようなことを考えてか、グレを想定外、モンスター一発ネライ、と言うことであろうか、奥へ入ったのだ。

しかして寒風吹きさらす中、結果は、鮎師匠ボウズ、小光子チヌ45・ヘダイ40、さこドン、どっぷり日が暮れてからグレ36、の釣果となり、19:30頃、風は止んだが海はただの水溜りとなり、まだ満潮が過ぎたばかりであったが、海に浸からずに余裕で帰った三人であった。

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小光子は潮の加減で、帰りが夜遅いことを予測して、早く食事の支度ができるように、その日は地鶏のすき焼きと、釣った魚の刺身のつもりで、釣りに出かける前に用意を済ませておいた。

何とか刺身は釣れたので、おいしくなったきたであろうグレをすぐに刺身にした。
しかし、さこドン。

「オレはヘダイの刺身とバターソテイも食いたい!」と言う。

「ホントにそんなに食えるのか・・・?」と言うと、「アラ炊きも食いたいなあ・・・!」とひるまない。
ホントに食い意地がはっている男だと思うが、「自分も30年ほど前はそうであったのかも知れない」と思いなおすと、早く磯からあがったこともあり、ヘダイも刺身にして、「アラ炊き」までは済ませ。尚、食えるようであれば庭にはえているローズマリーの香りをつけた小光子特性「ヘダイのバターソテイ―」をしてやるということで、和議成立と相成った。

11月2日(土)
夜遅くても、すこぶる早起きの鮎師匠が、最近は朝食の支度をしてくれるが、昨夜の地鶏のスキ焼きの残りをアレインジしてつくる小光子特性「親子ドンブリ」だけは、やはり要領がわからないだろう。
まだ食い気が出ていなかった小光子だが、已む無くそれだけを作り、朝食をしようと思った。

しかし、若い人は記憶力がいい。
さこドン:「ヘダイのバターソテイ―はどうなった・・・?」

そうだ、3枚おろしにした肩身が冷蔵庫に入れたままである。
まあ、師匠も小光子風は食べたことがないだろうから、それも製作することにして朝食を迎えた。

さこドンはいつものように、当たり前のような顔をしてパクパク食っていたが、鮎師匠はお年寄りなのに、朝からソテイ―に舌鼓を打ってすべて平らげた。

この時期になってくると、徐々に夜遅くの釣果は少なくなってくる。
「パンツ1丁」を気にしなくて良くなったので、早く行って、早く京都に帰ろうということになり、14時も過ぎたら、南風館を出発した。

土曜日ということもあってか、地形が変ったということもあってか、やはり磯は人が多い。
しかし、小光子達のメインはがら空きである。
ふふふ、誰が見ても釣れそうな場所ではないからだ。

この日はさこドンが「へら釣り場に入りたい」という。
まあな。彼は、この場所の釣りでは回数を重ねたものの、まだまだ魚を釣った経験数の少ないさこドンだ。
そんなに何度も来れない釣りともなると、とにかくこの日は確たる釣果が欲しいのだろう・・・。

「それでは・・・」と鮎師匠に違うポイントを示し、仕掛けを入れてもらった。
この日魚は、少し深場に落ちているのかも知れない・・・?

さあ、それから小光子はそのアタリの磯に放浪の旅に出ることにし、仕掛けの準備を、鮎師匠の釣りを見ながら始めたのだ。

やはり、風が強い。左横から吹く北西風で師匠は仕掛けが馴染まず苦戦している。
小光子は仕掛けの投入位置、その後のライン操作、そして位置、竿先の位置等を、実践講習して、その場を離れた。

いつも、どこかで、なんとかなる全てのポイントを歩いた。

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海辺を歩いて、こう考えた。
智に働けば角がたつ。
情に竿させば、流される。
意地を通せば窮屈だ・・・。

世紀の名文をこんなにしてしまっちゃ、ダメだよね。
でも、その日の磯はまさしく、そんな感じだったのである。

この時期なのにエサトリもなく、つけ餌は残ったままの状態が続く。
磯を降りて、海水に手をつけて見ると、外気が冷たいせいか、とても暖かく感じる。
しかし、比較論で言うと急激な水温の低下がおきているのかも知れない。

計5箇所のポイントにじっくりと仕掛けを入れてみた。
しかし、どこにも、エサトリも居ないのだ・・・?

仕方なく諦めて、疲れた足取りで2人が居る場所へ戻ったのは、太陽が海にオレンジ色を流す頃であった。昨日、チヌとヘダイを釣った場所は、やはり2人には人気が無いのか、空いていたので、とにかくドッカと腰を降ろして2人の釣りを見ていた。

さこドンも念願のヘラ釣り場で打ち返すも、チャリコ等で何のドラマも起こらないようだ。
一方、鮎師匠は小光子の示したポイントで集中して釣りをやっている。

結果、明るい内に、30cm以上のものは、アイゴ・ヘダイ・コロダイと釣り、暗くなってから、グレ・オジサン、と釣っていた。
そして、「ウン」も言わさず強烈な突っ込みで仕掛けをぶち切られたモンスターの洗礼を受けたという。
突然の強い突っ込みで竿を立てられず、5号ハリスを切られたと・・・・。

一方、さこドンは、ヘラ釣り場で「なんとかモンスターを・・・・」と粘りに粘っていたのであろう。
しかし、やってくるのはエサトリばかり。日もとっくに暮れて、「もう帰ろうか・・・」という雰囲気が漂っているころ。

「ああっ、キタァ〜!。こりゃアカン!捕れへんワ!」と叫んでいる。

ウトウトとしていた小光子も、左を見るとマスターモデル尾長のスクリューシート部を両手で拝むように握って、完全に固まっているのがみえる。

小光子が「ああ、ありゃ、アカン!」と思った瞬間、7号ハリスらしいが、根ずれし、ブレイクしてしまったのである。
「硬く締めておいたドラグなのにズルズルと出されてしまった」と、言っていた。
あきらめかけて油断している時に、いきなりひったくられて固まってしまったようである。
まさしく、あれはモンスターだ。
完全にモンスターに主導権を握られて翻弄されてしまった典型である・・・・。
誠に残念な一勝負を見学した小光子であった。・・・・・・。

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(さこドン画像無断拝借)

まあ、小光子も何度も、何度も、経験してきていることだ。
今度こそ、小光子も含めてだが、逃げないで、果敢に戦って欲しいところである。


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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
過去に何度もモンスターを掛けているが、今回の獲物は、力が強かった。今度はもう少し奴を浮かせたいが、いつも不意打ちなので、困ったものです。
さこドン
2012/11/07 17:23
そうですね。
モンスターはいつも不意打ちです。だからモンスターなのかな?
まるで海面の上の磯に立つ釣り人の様子を伺っているようですね
小光子
2012/11/07 21:23
凄い!!やっぱりモンスターは突然やってきますね!7号ハリスが切られますか?おそろしや!
それにしても小光子さんの体力もモンスター級ですね!(笑)2日間連荘でタックル担いで地磯を歩けるなんて… ぎっくり腰に気を付けて!(笑)


kouji
2012/11/07 22:39
koujiさん、7号ハリスと言えど、根ずれにはひとたまりもありませんよね!ただね。
奴の強力(ゴウリキ)に対して、2ヒロ前後の岩礁地帯ではナカナカ根ずれを回避するのは難しいんです・・・。
とっくにギックリ腰は治りましたが、バカではないのか、今は風邪をひいています
小光子
2012/11/09 14:30
たまにやってきては心を奪うモンスター。観客としてはずっと釣れなくてもいいんじゃないかと、この頃思ってきたわ〜。
彩風
2012/11/10 14:48
彩風さん。
フフフフ、釣れてしまったらモンスターじゃなくなるんですよ!
だから、小光子にとってモンスターは永遠なんです。
つまり、ロマンフィッシングそのものです
小光子
2012/11/10 18:01
♪こんにちは。
ぎっくり腰は 治って、やはり釣りキチやってますね。
ご無沙汰してますが、
こちらも 日食病で、今日からケアンズへ 8日間行ってきますので、テニス2回抜けますので ご挨拶かた。
EGA
2012/11/12 09:46
Egaさん、まいど〜・・。
小光子は現役時代には、海外出張が頻繁だったせいか、あまり海外旅行に食指が動きません。
しかし、ケアンズやニュージーランドには、いつか長期滞在でいってみたいですね。
勿論、日食ではなく、海の近くに滞在しますがね・・・・?
小光子
2012/11/14 18:09

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