小光子の心

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zoom RSS 忘却は人を進歩から遠ざける・・

<<   作成日時 : 2012/07/06 10:50   >>

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バカらしい。
ブログアップするのも面倒な釣行だったが、このブログは小光子の釣りのダイアリーでもあるので、戒めの為に書くことにした。

7月2.・3日、夜釣りのモンスター遭遇に期待して白浜釣行した。

さこドンは夜勤明けにもかかわらず、気合が入っている。
しかし、近頃の貧果のせいか、「ノマさん、今夜はおいしい刺身をたべさてくださいね!」なんて、極めて弱気なことをほざいている。特別養護老人ホームで音楽療法士をしているにも関わらず、敬老の精神に乏しい彼としては、たとえリップサービスとしても、ふさわしくない・・・(笑)

2日(月)いつものように、17時半の満潮を考えて15時半に現地に着いた。
普通なら難なく磯場にいける潮位なのだが、前線が近くにあるせいか潮位が高く、行く手は水浸し。
しかし、やる気のさこドンは、厭わず靴を脱いで入水し、先を急ぐ。

小光子はどうせ急いでも今の時間は大したものは釣れない。「ノマさん、急ぐことはありません」といって、かなり遠回りして、南の浅瀬を膝まで入って進んだのだった。

そして、ふと、北のさこドンの方向をみると、海面に頭だけ出て、それが微妙に移動している。
「まあ、暑いからなあ〜!」と冗談を言っている小光子・・・。
さこドンは滑って、海水浴をしてしまったらしい。
一方、ここまでの小光子は、余裕だった。

そして、磯に到着。前線の影響か、かなり荒れがある。
磯近くはあまりにも潮が分散してサラシしているので、「沖目の少し落ち着きのある潮を釣るべきか!」と目論見、鮎師匠の仕掛けを先にしてから、おもむろに沖目のサラシ用の仕掛けを作る小光子。
ここまでも余裕の小光子だった。

「さあ、やるか!」と、作った撒餌を撒くために、マキエシャクを探した。
嫌な予感である。どこを探しても無いのは、当たり前。いつも3本以上入れているケースごと、京都に忘れてきたのだ。

それでも小光子は、甘い人間、まだ余裕だ。つまり他力本願なのである。

「さこドンさん、杓を忘れてきた。予備を貸してくれる?」と軽く言っている。
しかし・・・、ムムッ!。微妙な彼の反応を感じる小光子。なぜか彼は一本しか杓を持ってきていなかったのだ。

それからの小光子の余裕は、どこかに行ってしまった・・・・・。

いつも、右手が使い痛みするほど杓を振る小光子。
杓が無ければ小光子の磯釣りは成り立たない。この時点で突然余裕を失ってしまった小光子であるが、釣りをやらないわけにもいかない。

勿論、ノマさんにも杓がない。
潮は白い緑色の水潮なので、釣れてもチヌかな?
左から大きなウネリの波が「ドドドドッー」っと、磯際を激しく洗う。その潮に引かれて、ゆるい反転流ができている少し沖の潮に仕掛けを入れて狙うように、ノマさんに言って、小光子は素手でマキエを撒けるかもしれない表磯に行って見る。
しかし、ここでもウネリは規則ある磯際の潮を乱すこと甚だしく、あちこちの場所を探しても、素手でマキエができる場所など見当たらない。この日の運は、小光子に背を向けているのだ。
仕方なく、またノマさんの横に戻って、気が抜けたように仕掛け投入する小光子だが、撒き杓の無い「フカセ釣り」ほど、リズムが出ないものはない。どんどん、絶望という山が積みあがってくる小光子であった。

一方ノマさんは鮎釣り師だ。
「杓を持って釣りをする」なんていうリズムなどとは無縁。機嫌よく、そして、気長に、小光子が教えた辺りで釣っていた・・・・、とその時。
竿を両手でもって、興奮気味に奮闘している。なんか、そこそこのものがかかっているのは確かである。
ヒマなさこドンも近くにやってきて鮎師匠を応援だ。
まもなく師匠。奮闘の末、採ったのは、やはり銀鱗のチヌ45cmだった。マキエ無しの釣果である。
やはり、彼にしては夏チヌの引き味は強かったようである。

画像


撒き杓があれば、この後も釣れたかも知れない。しかし、その日はめぼしい釣果は師匠のチヌだけとなった。
冒頭のさこドンの弱気な発言が、現実のものとなり、その夜はノマさんにチヌの刺身を頂くことになったのである。
釣りは盛り上がりを欠いたが、酒宴は盛況、小光子が用意しておいた、秋刀魚の煮付け、ナスの揚げびたし、その夜に作ったバンバンジー等で、ビール500m10本に酒2Lが、いとも簡単に無くなった。

そうだ、忘れるところだった。暗くなる寸前の頃だった。さこドンがモンスターに対応すべく、ノマさんのタックルを変えてあげて、まもなくした頃、沖目に流していた仕掛けに「ドスン」ときたようだ。
ノマさんが「ああっ!」と叫んだので、私達が横を向いた時には、既に遠くのお魚さんは開放されていた。
モンスターはなんであったのか・・・・?「すごいスピードと力であった」と彼は言う。
仕掛けは私の竿シマノαズーム2号、道糸4号、ハリス6号のチモトが鋭利に切れていた・・・・。

一方、当初余裕をかましていた小光子は、目の前に海がありながら、苦渋に満ちたその日の釣りになった。

「忘却は苦悩から免れる早道」と人は言う。

しかし忘却は人を進歩から遠ざける・・・(小光子)。「杓は忘れてはならない!」

翌日は、デフレ杓を餌屋で購入し、今度こそはと、磯へ向う。
いつも歩くのが遅いさこドンだが、今日は意外に気合が入り先を行く。
しかし、車を降りて歩く途中のことだった。小雨だった空模様が一変し、シンガポールのスコールのような雨が降ってきた。
この時期、勿論これくらいは覚悟の上なのだが、「ゴロッ、ゴロゴロ」と空が唸りだしたのだ。

ノマさんと歩いていた小光子は、しばし雨宿りをして様子を見ることにした。
その時、さこドンはすでに100m先を歩いていたが、大声を出して呼び返した。カミナリさんは危険だからだ。

「さて、どれどれ、天気予報の詳細を再度・・・・?」。なんとも便利な文明の利器である。
結果、7月3日午後から「雷注意報」が発令されている。
「スコールのような雨、雷注意報」。二人はいとも簡単にこの日の釣りを断念し帰路につくことにした。

しかし、文明の利器はどうなったのか、南風館で帰り支度をし、帰路に着いた頃には、雨はあがり晴れ間がのぞいてきたが、流石に、再度支度をして磯に向う気持ちは失せてしまった3人であった。

まことにリズムの悪い、モンスター狩りとあいなった。

次回のために「忘却は人を進歩から遠ざける・・(小光子)」を肝に銘じておくことにする。




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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
小光子様、どんまいです。。。ですが、あったらと悔やみますね。。。
ハイ、どんまいです。
シュンメ
2012/07/06 18:02
シュンメさん、何事もリズムが狂うと、マイナス連鎖が起こってしまいます。
最近、小光子の釣りは、どうもこの悪い方の連鎖のようです。
なんとかしなきゃ・・・・・・
小光子
2012/07/07 22:30
海面に頭だけ出して移動する… さこドンさん!(笑)ユニークな方ですね!面白過ぎます!(^^)
確かにシャクを忘れるとフカセ釣りは成立しませんね!私は時々… スコップ撒きという裏ワザをやりますが、良く飛んでも竿一本位ですね!(^_^;)沼島の一文字でもやってたでしょ?(笑)
kouji
2012/07/08 15:33
koujiさん、小光子も仕方なく、その「スコップ撒き」でやれる場所を探したのですが、、海が荒れすぎていてダメでした。
しかし、パートナーさんと同じミスをしてしまった小光子ですが、救世主はいませんでした
小光子
2012/07/08 19:34

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