小光子の心

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<<   作成日時 : 2011/12/11 09:29   >>

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前回、「強風下の幸運」で、たまたま見つけた磯に囚われていた小光子だ。
口実のようにも聞こえる「デッキの補修のための塗装」に白浜へ行かなくてはならない。

つまり第一優先事項はデッキ補修材の防腐・防虫塗料の塗布。
第二は、人数オーバーで、いつもの場所にたまたま入れないために、春秋はまったくダメな場所でグレ45cmを釣った。
その場所を「もっと確かめたい」、という思惑に囚われていたのだ。
人の事を言う小光子だが、自分はかなり「磯釣り」に呪縛されていることに気づかされる。

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12月8日(木)早朝6時に京都を出発し、所要を済まし、雨の中、オーニング下で10時から塗装を開始した。
13時半に磯に行かねば、またパンツ一丁で海に入らなければならない。
この雨と風の中、「いやだなあ〜」と思いながら、一度塗り目の仕事を終えて、昼食をしたら、13時になっていた。

「いやだなあ〜」っと思っても、体は海に向って行く・・・・・

よかった。想定どおり、なんとか海に入らないで渡れる。
北北西の風は前回ほどではない(6〜7m/sec)が、この日は雨が冷たい。

前回はアルマ1.75号3号ハリスで根に入られた。
この時期の日暮れにはそれくらいの奴がやってくることがわかった。
今回は2.25号アテンダーで3号ハリス。日が暮れる頃には4号に変更という作戦だ。
しばらくやって、ちょっとマシなグレがかかってきた。
「釣れるかな?」と思った時、耳鳴りかと思ったがかすかに人の声が聞こえる。浜の方向を眺めると、2人の男性がこちらを向いて大きく手を振っている。
竿を置いて近寄ると、何かを大声で訴えているようだ。
危険なことが起こっているかも知れないので、さらに近寄っていった。

すると、「あの京都ナンバーの車は貴方ですか?スモールランプがついています!」と怒鳴っている・・・・・・。

車を止めてある場所から浜の縁まではかなりの距離(2km?)があり、それも傘をさして、革靴でジャリ浜を歩いて、わざわざ伝えにきてくれたのである。しかも、私がズボンを脱がないと渡れないことを知った時点で、「伝えましたよ!」と言って帰ってしまった。

なんとも親切な男達だ。悪い人間の話ばかりが蔓延する中で、私達は、見返りを求めないこうした多くの善意に守られてることに気がつかないだけであろう。

世の中、捨てたもんじゃない!

すでに15時を過ぎていたか、結局、入らないで渡った場所を、パンツ1丁で海中入り。車まで行ってスモールランプを消灯。バッテリーを確認して、さらに込んできた潮に太ももまで浸かって、釣り場に戻った。
磯に放置していた2匹の30cmレベルのグレは鳶に持ち去られていた。鳶の子供が喜んで食っているだろう。それにしても、いつもおバカで疲れる小光子である。

風が吹き、冷たい雨が降る中で、結局パンツ1丁を2度やり、さあやっと、釣り再開だ。しかし、骨が折れる。

30分ほど打ち返したか、先程のよい感じが消えて、イサキの子が邪魔ばかりするようになっている。
そのとき、胸に入れている携帯電話が震えている・・・。また、何か・・・・?
見たら、ロックウエーブさんだ。1年ほど前は、起業した業務に忙しく、好きな釣りが殆どできなくてご無沙汰していたが、突然どうしたことだろう?」

「小光子さん、今、〇〇釣り場で釣っていますか?」

「いやあ、久しぶり。そうですよ!でも、どうして?」

「京都ナンバーの小光子さんらしき車が表に止まっていますから」

最近少し時間的余裕が出来るようになり、それでもハードスケジュールでお兄さんと徹夜同然で、江須埼へイシダイを釣りにいっての帰りに、フカセをやって帰ろうとやってきたのである。
彼らも慣れたもので、さっさとパンツ1丁になって渡ってくる。小光子のバカさが伝染しているのだ。

偶然の再会を喜び、初対面のお兄さんに挨拶をして釣りを再開したのは16時頃であったか・・・・・。
彼ら2人は、以前、ロックウェーブさんと2度ばかり釣った場所でやっていたが、ダメなので小光子の隣へ移動してきた。
小光子は少し沖目を攻めていたが、暗くなってきたので、小光子の撒き餌の効いている手前も食うかも知れない。
その手前を、自然にロックウエーブさんは攻めた。
すると、数投で35cmの口太を仕留めた。
さすが某大学の磯釣りクラブ出身である。攻めどころを心得ている。小光子の撒き餌で効率的にグレを仕留めたのだ。
そして、もう一匹、サイズダウンして、グレを釣った。

小光子は前回根に入られた辺りを攻めていたが、イサキに苦戦している。荒れ方が足りないからだ。
日がどっぷり暮れて、18時を回った頃か、根掛かりのようなウキのシモリ方をしている。
ちょっとラインを張ってみたら、何か付いているので、あわせた。
やっと、グレらしい引きに、楽しさをこめて巻く。

ロックウエーブさんが、「おお、グレや!」と掬ってくれた。
人に掬ってもらうのが、心地よい小光子である。

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                42cmグレ

19時になっていた。なんやかやで、ドタタバタの短い釣りだったが、今日はまあ、これで終わりかな!
潮は引いて、浸からないで帰れる。

彼らは昨夜殆ど眠らずにやって、今夜滋賀県まで帰る。

その前に南風館で風呂に入り、ロックウウェーブさんが小光子の釣った寒グレを刺身にしてくれた。
その他グレとイスズミは鍋になり、おいしくて、楽しい小宴会はお開きとなった。
そして、兄弟は「また今度一緒にやりましょうね!」と言って、滋賀に戻っていった・・・・。

彼とは、三重の梶加や遊木へも行った。
その時は亡くなった小光子の弟も一緒だった・・・・・・・・。
                                                 12月9日(金)へと続く

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
親切な方がいるんですね!悪い人間の話が多い最近ですが、まだまだ捨てたもんじゃないですね!
風が吹き冷たい雨が降る中で、パンツ1丁で2度も海中に入るなんて…(笑)凄いです!
私は久々(何年ぶり)に熱を出して、今日は出撃中止となりました(^_^;)退屈です!


kouji
2011/12/11 12:34
この間、菜々子が海に行きた〜い、というのでこんな寒い冬には誰も泳げないから行かないよ。また暖かくなったらね。と言い聞かせましたが、ココにいましたね!最近、美味しいグレが沢山つれているみたいで何だか食べたくなってきましたわ。
にしても釣り場で久しぶりに人に逢うなんて素敵だね!
スモールランプの件といい、マイナス分を差し引いてもラッキーデーですね。
彩の風
2011/12/11 18:04
そうなんですよKoujiさん、あの距離を歩いてわざわざ言いに来てくれるなんて感激しました!
和歌山弁は敬語が殆ど無く荒っぽい言葉ですが、いい人が多いです。
熱が出ましたか・・・。でも足のためにはその方がいいかも知れませんね。
パートナーさんは1人でも「釣りに行く」と言いませんか(笑)
小光子
2011/12/14 15:20
彩の風さん。ラッキーデーですね。やはり・・・・・・
あんな人の善意を受けることができたのですから。
しかし、「楽しいことは疲れます」(小光子の口癖)
寒グレはおいしくなってきましたよ!
小光子
2011/12/14 15:25

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