小光子の心

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zoom RSS 「7人のテニスメン in SHIRAHAMA」

<<   作成日時 : 2010/10/29 11:36   >>

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冷たい雨が降っている。
デスクの足元にもヒヤリとするものがあり、忍耐力の乏しい小光子は、早くも小さな電気ストーブを置いた。

水曜のテニスグループと「7人のテニスメン in NARUSAWA」で、富士山の裾野のイージス館に合宿してから早1年以上が過ぎた。
もっと早く機会を作らなければならなかったが、小光子の環境はそれを許さず、「エエイ、ヤー!」と、やけくその決め打ちで、今回「7人のテニスマン in SHIRAHAMA」とあいなった。

収益性の労働をしていない自由な小光子なのに、前後を含めるとイヤにハードなスケジュールになってしまった。

2010年10月21日(木)深夜から26日(火)深夜までの5日間に2度、京都白浜間を往復し、介護の傍ら、テニス・宴会・4時間の土木補修折衝・そし強風の中、7時間の「モンスターとの戦い」をやったのだ。   

「ああ、しんど!」、自由な小光子だが、生きることは疲れるのだ。

「自由」の定義はいささか難しい。
簡単な辞書を引くと、自由とは「責任をもってなにかをすることに障害(束縛・強制)がないこと」とある。
なんとも、無責任な辞書だ。責任を持って何かをしようとすると、障害(束縛・強制)はつきものである筈だ。だから自由な小光子にはこのようなハードスケジュールがつきまとう。
こんなわけのわからない辞書があるから、よく物事を考えない多くの若者達が「自由」を身勝手に解釈してしまう。

カントは言う。自由とは
「意思が感性的欲望に束縛されず、理性的な道徳命令に服すること」と・・・。
そして、サルトルは
「人間は存在構造上自由であり、したがって常に未来への選択へと強いられており、それ故自由は重荷となる」

世界に名を残す哲学者は、流石に的確だ。これなら小光子は至極納得できる。
小光子は自由を求める。だからこそ、このようなハードなスケジュールになってしまう。
そして、歴史上、人間は自由を求めるからこそ、たゆまない努力と犠牲を払って来た筈だ・・・。

秋風に吹かれながら、南風館のベランダで軽い昼食をする6人のテニスマン(7人に一人足りない)。
小光子の独断で仕入れて来た出来合いの散らし寿司、地元名物「サンマ寿司」等々。
そして、小光子製作の「地元ナメコとオクラの味噌汁」と、いとも簡単だ。しかし、味噌汁は、少し贅沢に、少々のアサリで出汁を出した。「南風館ウェルカムランチ」である。

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昼食を手際よく済ませた6人は着替えをして、そそくさとコートへ向かう。
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1番コートを借りた。
コート周りの沢山の背の高い椰子の木が風に揺れている。
海の傍らの残りのオムニコート11面には、誰もいない。ただ秋風が舞っているだけだった・・・。

やっと、テニスができた6人、鳴沢では「気圧の違いでうまくいかなかった」、というテニスプレー。
ここでは、何が災いしているのか・・・・、ふふふふ、やはりうまくいかない!


「しまった!」っと出雲の須勢理姫シルキーさん。
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今日も安定した美しいフォアーハンドで、やはり、「ナイスショット!」の会計監査さん。写真は静止しているから、いい!
動画なら結果が見られてしまうから問題があるが・・。彼女は今回も会計だ。
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このグループでは最年長ながら、最もタフな粘りを誇る「和尚」。本当にテニスがスキだ。
この構えを見てください。小光子とは気合が違う!
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いつも冷静沈着なイージス艦長!しかし、突然、アブノーマルなフルスイングのフォアーハンドがあるのが艦長の性格の一部の現れかも知れない。人はナカナカ面白い。
そして、この「あら、ヨッ!」のサーブが結構早いのだ。
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シルキーさん、「しまった」だけでは心外だろうから、最近、一段と上達した彼女のバックハンドをご披露しておく。
ナイスショットだ。
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教頭先生と小光子はやはり今回も画像に恵まれない。
しかし変わらず、教頭先生はこのグループを先導してくれている。

この後、ご希望のサベージな海の温泉「崎の湯」に制限時間ギリギリで滑りこみ入浴した後、南風館に戻って来た。
「テニス合宿」とあるが、やはりメインはワイワイ・ガヤガヤの宴会なのである。
                                                              
夕食はベランダでBQだ。
肉だけは小光子一押しの京都牛。
後は出来るだけ地元の食材にこだわった。
サザエ、ナガレコ、マグロのカマ、富田の野菜・・・・・・

南風館に帰ってすぐ、艦長と和尚は炭をおこす。
小光子と三人の淑女は食事の支度。

会計監査さんは地元の「こな」(まびき菜)を2種類の風味で「おひたし」にする。これは味について責任の重い仕事だ。

シルキーさんは、カツオのたたき用の薬味をどっさりと刻む。
「手がダルイ」と言っていたが、それはテニスの頑張りすぎであろう・・・?

教頭先生はセッセと色々なものをベランダへ運んでくれる。

そして小光子は、「カツオのたたき」、「マトフエダイ・イサキの造り」を作って、宴会の始まりハジマリ!
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その頃、小光子の携帯が唸る。
わかっているのだ。サコドンが「モンスター狩り」にきている。さらに、釣り場に電話して、
「大きいのが釣れたら、すぐ釣りを止めて、南風館に帰ってくれ!」と勝手な事を言う小光子。

日が暮れて、熾っている炭のオレンジ色が暖かい。
食べるものがウマイのか、飲むピッチがすこぶる早い。
何がなんだか、わからなくなる前に、午前中に製作しておいた小光子のオリジナル「ナガレコのバター風味煮」を出した。
本当に味わっているのかどうか、高級食材が「アッ」と言う間に無くなってしまった。

ビールが全て空き、赤ワインが2本開いたころ、サコドンが南風館にやって来た。
初対面の人が多いのだが、彼は老人ホームでの仕事で、年寄りには慣れている。ここに集まっている人は老人ではないのだが、30歳を超えたばかりの彼にとっては、あまり大差は無いのであろう・・・。

釣果は50オーバーのイズスミのみ。ただ、モンスターに一度遭遇し、6号道糸をぶち切られたらしい。

サコドンの乱入から、このグループの箍(たが)が外れてしまったのかも知れない。
焼酎のビンが2本空き、好きな日本酒を小光子が飲み始めた。

サコドンは音楽療法士。
ピアノ、演歌は大得意。その風貌に似合わず歌声はソプラノでうまいのだ。
何の音楽も無いのに、ひどく下手な誰かのアカベラの歌がはじまった。うまい歌など宴会では一つも面白くないからだ。
そして、夜は無常にも、適切に更けてゆく・・・・・・。
会計監査さんは、早くも黄色いソファーで安らかに眠ってしまった。

晩秋の月と流れ行く雲を、ベランダに寝そべって眺めていた単純で短絡的な小光子が、寒くなったのか、無責任にも、最も通行の邪魔になるリビングに場所を変えて、大鼾をかいて深い眠りについてしまったようだ。
ふふふふふ、いつものことである。

その間に、辺りは、残った人で適度に片付けられ、酔っ払い達は南風館の風呂に入ったようだ。
そして尚、24時を過ぎるまで、「和尚」と「サコドン」は人生を語り合ったということだ・・・・・?

明朝、疲れの見える全員だが、流石に理性のある大人たち、居住まいを正してみんな起きて来る。
本当は「朝パン」であった朝食なのだが、サコドンが好きなゴハンを炊いておいたので、これまた予定変更、パンを止める事にした。
小光子は大根菜を即席塩漬けにし、地元鞘インゲン入りのスクランブルエッグ、イサキの骨で出汁をとった味噌汁を作って、朝食を楽しんだ。

予定は未定。合議制なるものは先が読めない。
「テニスなど釣りに比べれば・・・」と常に言っているサコドンが、何を血迷ったのか2日目の釣りを止めて「自分もテニスをしたい」と言う。
親程の年の差のあるやさしい皆さんは、付き合ってやったのか・・・・、それとも、観光よりもテニスが良かったのかは定かではないが、この日の予定の観光を取りやめて、朝からまた「テニス」になったのだ。
本当に好きであるが、まあ、まさしくこれがテニス合宿に他ならない。

そして、これにて、「7人のテニスメン in SHIRAHAMA]はめでたく完成したのだった・・・。


          

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
7人の侍ならぬテニスマン

え、ウーマンも居ますが

哲学的なことに疎い私ですが、テニスマンの格好良さは
解ります

足腰き鍛えられ、老化が防げます

若かりし頃、テニスに明け暮れていた日々を思い出します
ひろじぃ
2010/10/30 09:00
こんばんは、ひろじいさん。
テニスに明け暮れた日々があったのですね。
歳を重ねて、テニスとは遠くなっても、あの磯を「ヒョイヒョイ」と歩く様子ならば、小光子達の軟弱なテニスであれば十分体対応できると思いますよ!
最近、回数も少ないのですが、ホームになってしまった地磯の調子が良くありません。自然現象波による土砂が積もって、磯形状が変わったからかもしれません。それと、温暖化現象なのか、以前釣れなかったアイゴのデカイのが釣れるんですね・・・、これは良くありません。
しかし、老夫婦の調子が良くなってきたので、来週あたりは、また強行軍で目論んでいます。
小光子
2010/10/30 19:03
(*・ェ・*)ノ~☆コンバンワ♪

楽しさが良くわかります。
宮城は秋が無く冬に突入みたいです(笑)
何より健康第一ですね。
頑張ってください
クロ菊
2010/10/31 21:36
パチ・パチ・パチ・・・
7人のテニスメン劇場、楽しかったですね!
主演、男優はともかく、やっぱり美人女優さんも
楽しそう。
忙しくとも、やっぱり釣りとテニスと・・・と。
EGA
2010/11/01 11:00
うわっ、ハード!!
私も今週末は、ひとつのお料理に10回もおなべを洗わなければならないシチューを作り、贅沢に料理を楽しんだよ。
そうか、適度に誰かに片付けてもらうには寝てしまえばよいのか・・・・。
フフフフ。
ふくちゃん、覚悟・・・。
彩風
2010/11/01 14:44
クロ菊さん、更新がまばらなブログにお付き合い、有難うございます。
いまだにモンスターを引っ張っています。
前打ちもやられているようですが、フカセでもウキを沈めてそれに似た釣り方をしますよ!それが結構功を奏します・・。
小光子
2010/11/01 21:10
Egaさん達と合宿した頃と比べて、一段と家を空ける時間が少なくなりました。だからハードになるんです。
またの機会に、このグループにもお呼びしましょうか・・・・!
結構フランクですよ!
小光子
2010/11/01 21:14
どんなシチュウーだったのか・・・・?
料理の最後は自分の味覚で決まると思っている小光子です。
10回もお鍋を洗うシチュウーなんて、どんな味なのかな
なんとなく、御託を並べて文句ばかり言っているお鍋のようにも思うのですが、それで、その鍋、美味かったのかな・・・?

フフフフ、寝てしまうのは決してわざとではないのですが、気持ちだけ前に行くのだけれど、老化に付いて行けない小光子が、今ここに生きています
小光子
2010/11/01 21:24

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