小光子の心

アクセスカウンタ

zoom RSS 断罪されたクチブト君

<<   作成日時 : 2010/09/14 14:21   >>

トラックバック 0 / コメント 8

  「秋の夜長」という季節なのに猛暑と、モンスターとの戦いに疲れた3人は重い足を引きずって、釣り小屋に戻る。
しかし、これから本当の秋の夜長が始まるのである。
たぶん21時半頃に納竿したので南風館に帰着したのが22時は十分に過ぎていたであろう。
3人は、自然に決まってしまった分業で、言葉少なく作業をこなす。しかし、サコドンと小光子は、アルコールを摂取しない校長先生を尻目に、まずは1杯のビールを瞬間的に飲み干すのである。小光子はこれをやらないと、これからのハードな仕事に、気合が入らないのである。

ウ〜ム、今日の晩餐は・・・?
料理担当の小光子、グレを刺身にし、チヌも一部刺身、他魚は鍋。グレの背骨を出汁にして、たっぷり小松菜をいれた味噌汁。アラ炊き。
これで、新鮮な魚を味わうには十分だ。

夜は更け、日が変わり入浴、片付けして就寝は3時になった小光子だった。

翌朝、あまり来れない小光子は何かとこの日に所要を入れているが、いづれにしても、他の2人も夕方からの釣りしか期待できないことを納得し始めている。

なぜなら、最近サコドンは、自分達の釣っている定位置を、昼間に潜ったようだ。
「まるで何も居なかった・・・!」と言っていたので、それで、昼間に魚が居ない事に納得したのであろうか・・・・?
しかし、魚にしたら、バカでかい白いフグのような怪物が海中に侵入してきたら、そこに居ても、慌てて姿を眩ますのは当然だろうが・・・・?フフフフ・・・・・・・・

なにはともあれ3人は、本日は22時まで釣りをすると決め込んで砂利浜を行進する。
いつもの事だが道中、、この暑さでも、2人はライフジャケット着込んで歩くのだ。そして、17時前に磯に着くと、「暑い」と言って、ライフジャケットを脱いで、釣りをする。何のためのライフジャケットかわからないのだ。
小光子は、よく、その矛盾を笑うのだが、2人はただニヤニヤと笑うだけで、奇行を変えようとはしない。

人と言うのは自分も含めて皆、そういうものかも知れない。矛盾はわかっていても、自分でも説明の出来ない何かが、そうさせるのであろう。まあ、それが感情というものであろうか・・・・?だから、人間は面白く微妙なのである。

昨日はモンスターに出会えなかったものの、小光子しか、おかずは釣っていないので、釣り座に先に入るように2人に勧めた。しかし、頑固にも2人は定位置に入る。

一方小光子はそれを見て、昨日と同じように表へ行ったが、昨日とは反対の南東角に陣をとった。
ここは、波が静かでも極めて浅い広い範囲にサラシができ、その横になんとかフカセが出来るくらいの浅場がある。
日が暮れると、大きいのは採ったことはないが、尾長が釣れる。

だから、最初からでかいオナガを想定して、2.25アテンダー、4号ハリスで釣り始める。
イサキ・イサキ、と釣れ、やがて太陽が海を底辺として西の空にオレンジ色の空気を溜め始めると、サコドンが写真を撮りにやってくる。沈む夕日がすきなのか・・・?

そんな頃、勢いよくウキが入った・・・・。
合わせた、大きくないのでぶり上げだ。
サコドン「ああ、タマミや!」
そう、近いが、これは30cm超のマトフエダイ。おいしいオカズでキープとした。

日が暮れて、微かにウキがわかるレベルになった。
また、勢いよくウキが入る。合わせた。あがって来たのは、30cmの尾長だった。
大きくはないが、さすがコナガ、よく引く。

ここで、まったくウキが見えなくなり、昨晩同様のモンスター用のタックルに交換。

しばらくして、裏磯で最初にタマミの子を釣ったきりというサコドンがやってきて、昨夜の小光子のポイントに入った。

さあさあ、もう2時間もない。モンスターよ姿をみせてくれ!
おそらく、そんな思いで2人は鬼のような仕掛けを打ち返していたのであろう。
21時を過ぎた頃か、突然ケミがほぼ水平に左磯際に向かって移動している。一時様子を伺っていたが、合わせた。
糸がふける方向に奴は移動していたので、磯際に突っ込む。今度は少しいい手ごたえだが、このタックル。
余裕で磯から奴を切離し、タモに入れた。40cmクチブトグレだった。

画像


しばらくして、サコドンも南西角で奮闘している。
えらくアクションが大きい。気がついた小光子はタモを持って助成に行った。
なかなか弱らず、散々飛沫をあげながらやっとタモに納まった。ドッシリと重たいが、闇夜でそれが何なのかわからない。ワクワクして小光子は磯に引き上げて、二人はガッカリしたのである。ボラというよりトドである。

その後、持ち場に戻ってしばらくモンスターを待ったが、めずらしくキントキダイが釣れた所で、22時の納竿となってしまった。

校長先生は定位置で最後までねばり、子チヌを1匹採ったようだ。サコドンはお友達のトドを一匹釣っただけ。

ああ残念。ついに今回はだれにもモンスターはやっても来ず、泣き別れとなったのである。

画像


最後に、この日小光子が釣ったクチブト君の胃袋をご覧アレ!

21時を過ぎて針の入ったエサを食って来たのであるが、かなり前からオキアミを食いあさっていたのであろう。
大量のオキアミで胃袋が破けそうである。

いつもの事だが、コロダイやタマミに、こんなにオキアミが詰まっていることは無く、チヌやグレには多い。
それは決してチヌ・グレは食いしん坊だからではないであろう。

やって来たら、すぐに食いつくコロダイ等に対して、彼は、針の仕込まれたエサと、そうでないものを用心深く区別して食べていた。しかし、繰り返しによる安心感と、オキアミの甘美極まる悦楽によって警戒の中枢が麻痺して来た頃、誤って、鬼のようなタックルにでも、食いついてしまった・・・・?、という証なのか・・・・・、こういうことが多い・・・・。

薬中毒者のようになった40cmのクチブトグレ、押尾被告レベルだったのか・・・・、次の夜、京都の小光子宅で断罪に処されたのだった。

画像

                                                         お わ り
    




テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
(*・ェ・*)ノ~☆コンバンワ♪
爆暑の中、お疲れ様でした。
今日の宮城は小雨で気温20度涼しい位の天気です。
つい先週までは暑かったのに不思議な感じです。

またもやモンスターの正体は見ることができませんでしたが今後も小光子さん、サコドンさん、校長先生頑張ってください。
エイエイ>┗|´Д`*||*´Д`|┛<オー!!
クロ菊
2010/09/14 20:33
ふふふふ、クロ菊さん、3人共にオバカさんでしょ!
既に宮城は20度ですか、ビックリです。

モンスターに鬼仕掛けを気づかれているのでしょうか・・・?
ここで、めげて、鬼仕掛けを止めては、元も子もありませんよね
小光子
2010/09/14 20:59
猛暑のなか、大物があまり釣れず、モンスターも現れないと、コロダイみたいに 疲れますなあ。
サコゴンさんの綺麗な夕日の写真でも添えてもらうとホッとするかも。

EGA
2010/09/16 12:08
Egaさん、おこしやすu〜!
いつも精力的に日々を楽しんでおられるようで、まずはそのタフネスさに敬服します。

モンスター、どうして現れなかったのでしょうかね・・・・・!
た・ぶ・ん、誰かの殺気、なのではないでしょうか・・・。
小光子
2010/09/16 22:04
朝晩だけは秋らしくなってきましたね。
来週以降はもっと秋らしくなるみたいで、いよいよ楽しみなシーズンになってきました(o^-’)b
モンスター退治、まだまだこれからですね!

kouji
2010/09/20 16:27
そう、koujiさん、秋らしくなってきて、今週も竿を振りにいけそうです。
モンスター、どうしてるかな・・・?
小光子
2010/09/21 18:57
綺麗に頭がカットされてる!!
これが見本ですね。
小光子様にテニス+魚のさばき方も伝授していただきましょう!!
とりあえず、今日はスーパーで買ったハマチのサクを切ってみます(笑)
シュンメ
2010/09/24 18:18
シュンメさん、テニスは到底貴女に伝授なんかできません。
スキですが得意分野ではありませんからね。

と言ってみても、何が得意なんかわかりませんが・・・・・
小光子
2010/09/24 21:28

コメントする help

ニックネーム
本 文
断罪されたクチブト君 小光子の心/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる