小光子の心

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zoom RSS モンスターに魅せられた男達

<<   作成日時 : 2010/09/12 19:10   >>

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予想していたように、めまぐるしく台風がやってくる中、白浜の海は小光子を絶妙のタイミングで迎えてくれました。
9号一過、10号が発生したが、まっすぐ北上して影響無しになったのです。

久しぶりにモンスター退治に集合した3バカトリオは、南紀の高い青空のように、晴れた高ぶりを持って、磯を目指して砂利浜を行軍するのでした。

3人はあきらかにモンスターに焦がれている。

サコドンは、どうして小遣いを工面したのか、マスターモデル尾長MHを竿袋に潜ませて、太陽が沈むのを待つ。

校長先生は「モンスターという大望」を密かに心の隅に隠して、「無欲の勝利」を夢みているのか、「私は40CMのチヌを目標に・・・」と仰せになっている。使う太仕掛けと、目標のお魚に矛盾があるのにもかかわらず・・・・。

小光子は、いつか南の地での「ロクマルの尾長との戦い」を想定し、南紀のモンスターにて練習を重ねておくため、今回、かなり前に購入した「レマーレY」を使いおろす予定だ。

9月9日17時前か・・・?まだ日は明るい。
天気は晴れ、波は静かだ。
2人は準備万端の明るい内用にの仕掛けで定位置に入る。

小光子は、この時期、この海況では・・・、と考え、一人表磯に行く。
ウフフフフ、久しぶりの釣りだ。ゆっくり一人で、まづは、楽しもう・・・・!

さあさあモンスターよ、どこからでもかかってきなさい。心の準備はできている。
明るい、といえど17時、すくに太陽は力を失い、海に沈み始めだろう。この時期はこれから薄暮の時間帯にもモンスターがやってくることがある。従い、タックルは2.25号アテンダーに4号道糸、4号ハリス、とかなり強気の仕掛けだ。

1時間程、いい潮を探しながら、撒餌をいれ仕掛けを打ち返す。
右のサラシで、横に仕掛けが走る。
合わせる。載ったが小さい。そして振り上げた。35・6センチの元気のいいクチブト君だ。
2:1で場所が離れているため、魚保管用の凍った予備の餌を入れたバッカンは、定位置に陣取っている2人のところにある。
晩餐のおかずに、勿論、魚は買っていない。何時もの事だが、3人は、おかずが釣れる事を、無理に、信じて疑わないようにしているのだ。縁起担ぎもいいところ、オバカ程度は変わらない。
だから、このグレは丁寧に〆てキープしなければならない。メンドウだが2人の定位置まで持っていかねばならないのだ。
聞くと2人は餌取り地獄で、めぼしいものは得ていないようだ。
それから、小さいながらも、おかずになるものはキープを重ね。日が暮れた。

これからなんだよ、本当の勝負は・・・。
時間は19時になっていたか、小光子はおもむろにタックルを交換する。
レマーレYに6号道糸、8号ハリス。まさに鬼のようなタックルだ。
ここも、起伏の多い、浅い岩礁地帯。モンスターがやってきたら、「絶対に糸を出さない」、という信念で、ガチンコ勝負を決め込んだタックルなのである。
ただ、この鬼仕掛けに、あのモンスターが食いつくかどうか?というのが、釣り人が最も不安になる所なのであるが、それは過去の数多い失敗の積み重ねによる反省から、これも強い信念で、ただひたすら奴を待つことに、賭けるしか無い。
なぜなら、小光子は「モンスターと戦いに来ているからだ・・・・・」。

20時になったか、磯の暗さはモンスターの気配を感じさせる・・・・。

キザクラnightモンスターのケミ蛍が海中に光を拡散させながら入ってゆく。
「ヨオーッシ、ガツッ」、載った!ムムムム・・・、久しぶりの味わいだ。レマーレYは流石に強い。余裕たっぷりにたまる・・・。が、しかし、スポッ・・・・・?!!!・・。

クソオ〜〜〜〜、針ハズレなのである。飛沫が見えるところまではいかなかったが、そこそこの大きさの筈だ。
まあ、しかし、待望のモンスターではないから、「いいのだ、いいのだ」。キープに歩いていかなくてもすむので、助かる・・・。

さあ、それから30分程経過したか、また、ケミが50CM程沈んだところで揺れている。
「オカシイ・・・・、根掛である筈がない棚だ。ヘンだ!」、すこし聞いてみてもいいのだが、どうも警戒されているようだ。
いきなり、合わせてやろう。「バシッ!」。「グン」、よし載った。今度はバレるなよ!
先ほどと同じような大きさか、少し小さいか・・・?
いづれにしても、8号ハリスにレマーレ。余裕の余裕、高い磯なのでぶり上げようか、と思ったが、新調の竿を傷めるのもイヤなので、闇夜の高い磯を、5メートルのタモが届くところまで移動して、タモを出した。
運よく、一発でOK。
8号はリスで食ってくるバカチヌ、47・8cmだった。

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な〜んだチヌか・・・・・。また、磯を歩いて、おかずを彼らの定位置に持っていく。
二人も「な〜んだチヌか!」という顔をして、元気が無い。出陣のときの晴れやかさはいったいどこへいったのか・・・・。

小光子も移動にかなり疲れてきたこともあり、保管用のバッカンを自分の方へ持っていく提案をしようか、と思ったが、それはあまりに感じが悪いので、止める事にした。

そして、モンスター釣りを再開する。潮がゆらゆらと揺れて、変化してゆく。
南ハタンポやゴンズイが釣れて来る。また、夜光虫(ウミホタルかも知れない)が増えて来たように思う。

やや潮が騒ぎ出したか、流れの出来ている水温は微かに低いであろう、と想定して、最も高い位置に釣り座を移動することにした。そこには夜光虫は居ない。
左の当て潮と、右のサラシの戻って来た流れが、わずかな幅の出潮を作っている。
磯際に撒餌を打って、5投目くらいだったか、バッカンの撒餌を見ながら左手にレマーレを持っている時、いきなり竿がひったくられた。慌てて竿を持ち直し、右手を添えて膝を落とした。
大丈夫だ。レマーレは強い。余裕も持ち体制を建て直し、あしらうことができる。
ヨーッシ、モンスターではないが、そこそこいい型だ。
また場所を左へ左へ移動し、あらかじめ届くところに置いてあるタモのところまでやって来た。
しかし、その日の21時を過ぎてからの闇夜はかなり暗い。
飛沫を頼りに、何度かチャレンジしてタモいれを終えたのである。
犯人は50CM超のコロダイだった。

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3人のオカズは十分だ。しかし、今宵はモンスターはあらわれていない。
定位置の2人は苦戦し戦意を喪失しているようだ。
小光子もその日は、体力的にかなり疲労が溜まっている。モンスター退治は翌日もあるのだ。「本日はこの辺で矛を収め、おいしい魚を食べよう」と、9時半に磯をあとにすることにした。
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                                                      9月10日に続く

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コメント(6件)

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(*・ェ・*)ノ~☆コンバンワ♪

お疲れ様です、皆さんのモンスターに対する情熱伝わってきます。
それにしても地合が来るとハリスの太さは関係ないですね、次号が楽しみです!

宮城はよりが恋しくなってきました。
クロ菊
2010/09/12 22:53
 そうですか。もうですか。とはいえ小光子は強烈に暑い京都ででも、少しビール、後、日本酒ですがね!

頻繁に夜釣りをやるまで、警戒心の強いと言われるチヌやグレが、鬼のような仕掛けで釣れるとは思っていませんでした。
地合もあるでしょうが、原因は「暗さ」だと思っています。どうだろうかなあ〜?
小光子
2010/09/13 08:10
釣りはロマン、
気合が入っていますなあ。
3人でモンスター退治・・・
と言うよりモンスターへの憧れ?
美人さん撮りも これぐらい気合を入れないと・・・。
モンスター釣れるまでが 華かも。
猛暑の中、お気をつけ。

今日も テニスセーブ ゴメンでよろしく。
EGA
2010/09/13 10:56
昨日は携帯からコメントしたので変換が面倒だったのだ。
一人で行ったのかと思ったらトリオだったんだ。みんな好きですねえ。クーラーもないのに・・・。

最近の子供は幼稚園にも、保育園にも、小学校にもクーラーが付いているので、その子らが大人になったら磯にクーラーもって行くのでは???
それにしてもたくさん獲れておめでとう。
彩風
2010/09/13 19:55
egaさん、こんばんは!
美人って、色々ですね・
求める人の憧れがある限り、美は無限でしょうね?
モンスターも、それに近いかも知れません・・・。

そんなものに、それぞれの時間と労力、それも、積極的に楽しんで、ひどく疲れるまでやるのですから、人間って不思議ですね!
小光子
2010/09/13 21:24
彩風さん、こんばんは。
そうなんです。クーラもないのに、よくやりますね。
どうして熱中症にならないのでしょうか・・・・?

お魚さんの熱の方が、この暑さを凌ぐんでしょうね!
まったく・・・、理論的には説明不可能です・・・
小光子
2010/09/13 21:28

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