小光子の心

アクセスカウンタ

zoom RSS 一年越しのモンスター狩り

<<   作成日時 : 2010/06/15 18:00   >>

トラックバック 0 / コメント 18

梅雨らしい雨が降っています。
先週は久々に南紀のモンスター狩りに出かけて夜更かしを極め、昨日はテニス、そして深夜のワールドカップ観戦と、いささか体が軋んでいます。骨休めにはこの雨は最適ということ。
しかし、この雨なのに今夜は飲み会と休まることはありません。

約2ヶ月ぶりの白浜だった。
4月には紫色の花を小山のように咲かせたローズマリーと、ツルを伸ばし放題に伸ばした白いモッコウバラが小光子を迎えてくれましたが、2ヶ月たった今は、その影は無く、ランタナの群生とヘメロカリスが伸び放題の雑草に埋もれていました。
(草刈した後の画像です)
画像


画像



6月10日(木)
校長先生を伴って、南風館にチェックイン。
ゆっくりと昼食、そして準備をして15時半に、いざ出発。
風も背中からちょうどよく吹き、波気は少し少ないが、悪くはない。
校長先生は定位置にどっかり腰を下ろす。
小光子は先端に立ちこんで、竿を振る。
ベラ・ガシラのエサトリが釣れるが、グレの姿など、まったく見当たらない。

17時になって、裏に移動しモンスターを待つ小光子。

一方、校長先生は、已然どっかりと腰を下ろしながらも、時たまのエサトリのアタリに反応して、やはりベラ・タカノハダイ・麦飯などと戯れている。

太陽の光が弱くなり、潮が満ちてくる。
校長先生の前のサラシが白い筋になって潮を沖に運んでいる。

ムムムム・・・。来るかな・・・・・・?予感があった。
17時半を過ぎていたか、その時、「キタ〜!」の叫びと同時に、立ち上がった校長先生は、竿尻を腹にあてて、必死でためている。

そこまでは良かった・・・・・・が・・・・

しかし、2回目の奴の締め込みに、海面とほぼ平行に竿を伸された校長先生はただただ竿を両手で抱えているだけの彫像と化していた。
もちろん、あえなく一巻の終わり、奴は道糸部分をぶち切って、海の彼方へと去っていった。しかし、彼の興奮はその日も翌日も覚めやまず、いつまでも心が震えているのであった。

ああ、釣りはロマンだ・・・・!

薄暮になり、闇が迫ってきた。
この日もすでにモンスター対応のタックルに変更し、ケミホタルを眺めている二人が、潮騒が語るに任せて沈黙を保っている・・・・。

今年はどうもおかしい。毎年この時期になると、夜釣りといえど、もう少し動きがある。しかし、日が暮れてしまうとエサトリさえもいなくなり、刺し餌がほとんど無くならない。

夜の20時45分なった。判断が遅すぎたかもしれないが、なんのドラマもおこらずに、痺れを切らした小光子は表磯への移動を決心した。

風も波も無く、静かな夜の海だ。
また校長先生と並んで、磯際から沖を打ち返す。やはり、ガシラ等の小魚しか釣れない。これもおかしい。この時期ならイサキの1・2匹は釣れてもいいところだ。

約1時間経過、時刻はすでに21時45分になった。
なにも起こらないことに疲れが出てきた小光子、

「そろそろ帰りましょうか・・・?」

と帰り支度を促しながらも、自分は磯際に仕掛けを入れていた。
校長先生は道具を仕舞っている。

言ってから2.3投目だったか?
ケミホタルの光が潮に滲んで拡散している。
「エイッツ!」とあわせた。
しっかりとした手応えだ。すぐに竿を沖向きに振って、磯から奴を離しにかかる。
しばらくして浮いてきた。闇夜なのに白い飛沫を上げて抵抗しているのがはっきりみえる。さあ、なんだろう・・・?
タモを手にとって取り込みにかかる。
磯が高く5mのタモがどうしても届かない。
左に移動すれば低くなるので取り込めるのだが、左には校長先生が息を呑んで見物しているので動けない。

「すみません、掬ってください!」といって、小光子はタモを校長先生に渡し、お願いすることにした。校長先生は、磯に深くかがんで、手をいっぱいに伸ばし、何度か失敗しながら、タモ入れを成功させたのであった。
そして、あがってきたのはコイツ、52mコロダイ。身ごもっていた。

画像


校長先生曰く。「違反や、時間外や、延長10回の裏やないか・・・!」

ふふふふふ、まさに・・・。違いない。人を止めさせといて、しぶとく最後まで釣っていた小光子は卑怯者だ。

コロダイの怪力ぶりは磯師ならご存知と思う。しかし、いつもの南紀のモンスターの引きは、こんなものではない・・・・!
きっと明日こそ・・・!と、そそくさと道具を片付けて、卑怯者と心の震えが止まらない校長先生の2人は、南紀の闇夜の磯を後にしたのだった。

6月11日2夜目
今回は、2回の釣りの予定。
午前中は炎天下、伸び放題の草を、ワンサと刈って、2人はヘロヘロになった。
そして、昨晩のオイシイ残り飯を食って、昼ね休憩だ。

今夜こそは、何とかモンスターとの激闘に勝利して、その正体を暴きたい。
今日は昨晩よりも満潮が少しずれるので、16時になり、やっと出発。

しかし、磯には先客が・・・・・!
3人のイカ釣り師達が複数本の竿を並べて、裏はどこにも入れない。
まあ、波気のないこの海況だから、どうせ裏は良くない。
二人は放浪者のように、いろいろ場所を模索しながら、小魚と戯れて夜を迎えた。そして、また22時まで粘った。
結果、モンスターは終に出現せず、一回だけ21時頃に、まともなアタリがあり、釣れたのは小光子のこの1匹だけとなった。36cmクチブトグレだ。

画像


仕方ない。また来るぞ!
二人はその夜も重い足を引きずって、闇夜の長い浜を帰軍したのであった。





テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

コメント(18件)

内 容 ニックネーム/日時
太ったコロダイ美味しそうね。なんでお魚、少なかったんだろうね〜。あと1ヶ月後にナンプウカンに行けるのを楽しみにしています。二年ぶりだわ。
彩の風
2010/06/15 19:43
こんばんは。
コロダイ52cm凄いですね!これでも十分モンスター級の引きなんでしょうが…(^_^;)小光子さんの言うモンスターは、こんなもんじゃない? (~o~)恐るべし怪力!
早く正体を知りたいですね!!

kouji
2010/06/15 21:56
彩風さん、2年ぶりですか。
草をきれいに刈っておいたのですが、その頃には、また伸びるでしょうね。ナナコは海水浴、喜ぶかな?
私が少しでもながく滞在できればいいのですが・・・
小光子
2010/06/16 13:13
Koujiさん、久々に行って贅沢言っちゃいけないんだけど、今年はどうも様子が変ですよ。
2.25アテンダーをへし折ってしまったような、どうにもならない、あの引きは、昨年からご無沙汰です。
小光子
2010/06/16 13:18
ぷっくりのコロダイ!!

勘は取り戻せつつありますね。
次回に期待大です
シュンメ
2010/06/16 16:33
シュンメさん、「いつも次回には・・・?」
といって20年近くも、同じようなことをしているバカ者です。コイツ、半分はその日刺身。次の日は庭のローズマリーでオイルを作り、ソテイーしてバターを乗せて食べました。後者の方が美味しかったですよ!
小光子
2010/06/16 18:53
でっかいコロダイですねー、羨ましい!
狙いは「ばらされたモンスター」でしょうが、上がると「こんなのではない」、飽くなき挑戦で何時までも楽しめますね!

シン
2010/06/16 20:15
おはようございます。

最後にアタリをもらい、物にすることが出来て良かったですね。そこでバラシてたら眠れなくなったでしょう。
運は味方してます、頑張ってください。
クロ菊
2010/06/17 06:47
クロ菊さん、お久しぶりです。
60cm以上は真鯛・イスズミ・ヒラスズキ、位しか、フカセ釣りでは取っていません。運が味方して取れるのはこの辺までかも知れませんね。これ以上のものは、それなりの技術が必要なのかも・・・・・。だから、たまにやってきたそのチャンスを逃しているのですよ::・
小光子
2010/06/17 10:52
モンスター 出ませんでしたか・・・

先週末から はやぶさ帰還、ワールドカップ初戦突破と日本は モンスター級の驚きと感動のとき、
52Cmでも立派と 驚きと感動のとき ですね。
EGA
2010/06/17 11:51
シンさん、こんにちは!やっと南風館にいけましたよ。綱渡りのようなものです。校長先生のバラシた奴は、様子をみていましたが「モンスター」とまではいかなかったような気がします。モンスターはまだやってきていませんね!
小光子
2010/06/17 11:52
Egaさん、この分だと今年の夏のオバケはダメかも知れませんね。秋に期待かも・・・。
でも、それまでに皆で集まりたいものですが、私の身が問題ですよね!
小光子
2010/06/17 11:55
モンスターバトル・・・う〜ん確かにロマンですねぇ〜。

僕も磯で飛ばされる度に自然の偉大さと自分の小ささ(腕の無さ)を感じています(笑)
モンスターと対峙するのは既に小公子さんのライフワークですね!
正体を知りたい様な知りたく無い様な・・・その気持ちもロマンですね!!
のぐお
2010/06/17 17:06
管理社会を生きる校長先生!!
うっかりミス±0に引き続き違反はいけません。
小光子は校則違反のため校長先生より厳しい指導をして頂きます。
6月14日のお墓磯はボラとえさ取り地獄でした。21:00のチャイムがなる頃までえさ取りの猛襲に遭いました。
さこドン
2010/06/17 17:24
のぐおさん、小光子が夢を追っている限り、正体はやはり夢の中にしかないのかも知れませんね。
この意味は釣りを楽しむ人にしかわからないかも!
そろそろ夜釣りが面白い季節です。
チャンスがあれば、また誘ってくださいね!
小光子
2010/06/17 21:27
サコドンさん、またヤッテきたの!
「ヤリスギ」って、誰かに言われませんか?
海況は刻々と変わるのですね、先週はそんなにエサトリはいませんでしたから。
小光子ブログにサコドンが出演しないので、ちょっとネタぶそくかな?
小光子
2010/06/17 21:36
こんばんは。
ギリギリまで粘りましたね。
コロダイは釣ったことないですが、とても引きそうな印象です。

夏はこれからなので、モンスターとの出会いを楽しみにしてますね。

カンナ
2010/06/22 21:10
カンナさん、こんばんは!
「コロダイの引き程度」、フームー・・・。
同サイズだったら、あのイケカツオとスピードは同等。しかし、力は2倍以上。そして、すばやく根に潜る。(イケカツオは根に潜りませんでした)
掛けてからの取り込みにくさはチヌの比ではありませんね。同じような取り込みをすれば100%バラします。
ま、そんな感じですね。
小光子
2010/06/24 21:48

コメントする help

ニックネーム
本 文
一年越しのモンスター狩り 小光子の心/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる