小光子の心

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zoom RSS 不埒者達の釣行その2(水潮との戦い)

<<   作成日時 : 2009/07/16 17:09   >>

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二日目
サコドンが家族を連れてやってきた。

昼飯は
・昨夜釣ったコロダイの中華風あんかけ。
・ヘダイの塩焼き
・おおぶりのナガレコの醤油煮
・米ナスとキュウリのサラダ
・トマト
・とうもろこし
・味噌汁
(小光子作)
全て地産地消メニュウで、4人の腹ごしらえは終わった。

4時前にHGに到着した。
雨は無かった。
昨日よりもマシになっているかと、タカをくくっていたが、南風とあいまって海の荒れが昨日よりも強く、濁りは茶色味をおびて、水潮はさらにヒドイ。

画像
(サコドンさんの画像を無断使用)・・ゴメン

サコドンがまだ磯釣りをしていない頃、小光子の定位置であった場所に、最近はサコドンが決まったように入る。
小光子、その場合は大抵海に向かって右側の岸寄りの浅場に入る。
どちらが釣れるとも限らないのだが・・・。

打ち返すも、対象魚のアタリらしきものがなく2時間ほどが経過する。
そしてまもなく茶色い潮の中で小光子の竿を軽く絞った奴がいた。

やはりチヌ(42cm)だった。

薄暗くなってきた、19時前だったか、サコドンが何か掛けて奮闘している。
タモを持って加勢にいった。
魚は浮いてきた。みると結構いい型のチヌだ。
しかし、巻き方が甘い。
少し荒い波での釣りだったので、打ち寄せてきた波に、チヌは木の葉が散るようにさらわれ、右磯に運ばれる。ブランコだ。
掬うチャンスがない。再三、波にさらわれて、右磯で奴が魚体を翻した瞬間、「スポッ!」
ハリハズレだ。残念。
サコドン、悔しがることしきり。「小光子のチヌよりもデカかったのに・・・・!」と嘆く。

そんな状況下、2人は、確率は低くとも、闇の中にモンスターが出現することを想定して、鬼仕掛けに交換した。なんともこの釣り人達は、けなげなものである。

しかし、思ったとおり、彼らはやってこず、21時過ぎ、2人は磯を去ることになった。

サコドン、家族はホテルで待っているものの、「夕食は無い」、ということなので、本日一匹の釣果のチヌを小光子が刺身にして進呈した。
いい刺身だった。そして小光子はそのあら炊きを喰ったが、チヌも体力を復帰し、とても美味くなってきた。

三日目
やはり、この度は相当の雨だったのだ。
水潮はいまだ解消していない。

最終日なのに嫌な予感が漂う。

しかし、18時を過ぎた頃、いきなりサコドンが掛けた。
そんなにデカクないな!と思っていたが、浮いてきたのは
38のクチブトぐれ、彼は難なくとった。

画像


この水潮でグレがやってくるなんて全く予想できていなかった。
本当に海はわからない。

しかし、落ち着いて海を見ると、不思議な現象が起こっている。
茶色い水潮なのに、右の浅場には蒼色の海水が入っており、色の筋目が明確に出来ているではないか・・・・?
グレの意味は解った。小光子、この日はいつもの釣り座ではなく、サコドンの定位置より左の、少し深いところでやっていたが、それを見て、サコドンのズート右側(岸寄り)の、いつもは浅くて殆どやらない、蒼色の海水がある場所に入った。

ここは浅いが、いいサラシができている。
必ずやって来ると信じて、30分ほど撒き餌をして、打ち返していたか・・?・。
「ガツン」・・・・。まだ、明るかった。
引きは強い。1.5号の少し柔らかめの竿は、美しい円弧を描く。
そして、なかなか観念しない奴だったが、白銀の魚体を横たえながら浮いてきた。
おお、幅広のリッパなヘダイである。

画像


ふむ、これは美味いぞ!と丁寧に締めて、すぐさま釣りを再開。
10分ほどして、根かかりしているような状態に、聞いてみると、乗っている。
あわせを入れると、奴は強い。浅場をかわしてやり取りすると、奴は沖へ走った。
こうなれば締めたものだ。沖で奴を止めて浮かせにかかった。
「ホウ!いいチヌだ」、余裕をもって取り込みの準備に入ろうとした時、「ポン!」
針ハズレだ。硬いところにかかっていたのであろう。夏チヌはやはり冬場に比べ格段の力持ちだ。

「まあ、いい。私が釣りたいのはアナタではないのですよ!また今度きてね。」

それから15分ほど経ったか。
またもヒット、こんどはさほど抵抗もせず浮いてきた。

サコドン、小光子がやり取りしている最中にボヤいている。
「なんで、そこばかり釣れるの?」

その呪いが、功を奏したのか、またもやチヌさんは小光子の針を外しておさらばした。
2匹ともに50前後であったろう・・。

フフフフ、サコドン満身の笑みだ・・・・

しかし、小光子、「アナタではないのですよ!」とうそぶいて、闇が迫ってきた磯に腰をかけて、モンスター用の鬼仕掛けに交換した。

それから打ち返すこと約2時間。
海こそ騒いでいるが、モンスターは私達を嫌っていた・・・・・。

この楽しい3回のモンスターへのチャレンジ。
今回は、なんの気配も見せずに、チャレンジャー2人をあえなく退けた。
結論は、水潮で水温が下がっていたのであろう。夕まづめに腹をすかせたチヌが喰っただけで、暗くなってからは3日とも全く魚信がなかった。
辛うじて、水潮と混ざらない黒潮が浅瀬に差し込んだ時だけ、そこに逃げ込んできた御魚さんが喰ったのであろう・・・・。しかし喰いは浅く、チヌ独特の硬い歯の間にかかる。従い、よく外れるのだ・・・。

口実にしていた「草刈り」は、専門家にキレイにしてもらって、お化け屋敷化した草庵は、めでたく人間の棲家となった。
しかし、そこに滞在することもなく、不埒な釣り人は、翌日の早朝に京都へと急いだのだった・・・・。

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コメント(18件)

内 容 ニックネーム/日時
いやぁ〜楽しい楽しい!(~o~)
やっぱりこうでないとね!(笑)
楽しみは次に置いといてくださいな〜!
ヘダイは美味いと聞きますが… 私は食べた事がありません。(もちろん釣った事もありません…)
どんな味ですか?マダイみたいな味でしょうか?

kouji
2009/07/16 19:48
磯では、固定観念を壊すことからスタートですね。
私たちが月下美人で味わったオルタナティヴ・ストーリーを作るために、モンスター狩りを続けましょう。
あの浅場。釣れることは知っています。そこだけ水潮がマシだった!!!そのためグレやへダイがきたのでしょう。イメージ・トレーニングをしているさこドンより。
さこドン
2009/07/17 09:44
 koujiさん、こんにちは!
本での食味は星4つとなっているようです。「たいして美味くない」という人もいます。
 しかし、小光子は大変ウマイと思っています。マダイよりもね。
評価が分かれる原因は身の劣化が早いからかも知れません。
新しいものですと、いいものではイセエビのプリプリ感さえ感じられることもあります。身は淡白で全くクセが無く、甘いですね。色は純白です。
チヌよりも沖に生息しているようですので、臭みが無いのかもしれませんね。
小光子
2009/07/17 11:07
そうね、貴方達はやってくれますよ!
50cmをゆうに超えるチヌを極太のハリスで、ブラブラと、ぶら下げ釣りしたり、ボーリングピンのようなウキでコロダイをしとめたり、まさにドミナントストーリーを改め、違った新しいストリー、オルタナティブストーリーの創出を実戦してくれてますね。
お陰で小光子も、選択肢が広くなり、さらに磯釣りに磨きがかかってきましたよ!しかし、いろいろやってもモンスターはつれませんなア〜
小光子
2009/07/17 11:18
モンスターは次回に持越しですね、期待してます。

クロ菊
2009/07/18 07:18
クロ菊さん、9月にはモンスターが姿を見せるでしょう。小光子は戦いますぞ!
小光子
2009/07/18 09:05
なかなか楽しい文章で!!
ワクワクしながら読んだよ。

赤ちゃん産まれて落ち着いたら
久しぶりに釣り行きたくなったわ!!

嫁さんも興味あるってよ(笑)
kuni
2009/07/19 01:07
釣りも佳境、
お化け屋敷化した草庵も、めでたく人間の棲家となった? ようでまたそのうちよろしく。
EGA
2009/07/19 09:07
kuniさん、釣りはたのしい、そして、明らかに釣りは人を鍛えてくれますよ!
その昔、庄内藩は藩士に釣りを奨励したのは事実のようですよ。
でも、その藩士にも釣りにかまげて藩政を怠った人が居るかもね・・・?
小光子
2009/07/20 07:16
egaさん、人の住処となったら、住まずに放ったらかし、お化け屋敷になったら、やって来る。すると私は「お化け」かもしれませんな?
小光子
2009/07/20 07:19
しかしボーリング釣法を考案された先生は、我々からすると新しい世界を構築?と言うかユニークな発想で釣りをされますが、横で見ていると、じっと同じ仕掛けで長い間、やっています。すなわちオルタナティヴな世界を見つめる釣り人でありながら、自己のドミナントに支配されるダブルスタンダードな先生です。
さこドン
2009/07/20 08:16
久しぶりに覗きにきました(笑)

充実した遊びをしていますね〜♪
ご両親は心配でしょうが・・ご自身も気分転換!大事ですしね(爆)

ここ最近は私は・・・・全不調です・・・(核爆)
拓海
2009/07/20 19:26
拓海さん、お久しぶりです。
いま、思い出したようにブログを観に行きましたよ。拓海さんが絶不調とは珍しい。この季節、「底物」でしょうから、まあやむを得ないのではないですか?
小光子もやり始めた時に買った底物道具が腐りかけています。
白浜では、地磯の底物師が多いようですが、まだ、調査不足です。
毎日、海に恋焦がれる日々をおくっている小光子です。
良ければ、白浜まで来てくだされば・・・・、宿泊くらいは可能ですよ!
小光子
2009/07/20 20:06
 サコドン先生は釣果にも恵まれ、磯釣りの知識を急ピッチでゲットしているように思われますが、オルタナテイブを実戦する為には、釣れなくても色々な環境でやってみることも必要だと思いますよ。
釣りは釣れない時も、学びがあるように思う小光子です。
まあ、場所に恵まれすぎて、迷うヒマが無いかも知れませんがね・・・・。
今度、また、夜の釣りをじっくりやる為に、志原にでも行ってみましょうか・・・?
小光子
2009/07/20 21:35
9月釣行の際は、一日だけ志原でやりましょう。
きっと、半端ないコロダイがかかるかもしれません。
輪島さこドン
2009/07/22 17:06
お魚との格闘とは別に、玄関前が見違えましたね!
単に「草引き、されど草引き」やっぱプロの仕事は違いますね!
変なところに目が行き失礼!!
洛西のシン
2009/07/23 18:01
サコドンさん、天神岬の地磯も夜釣りでいいのが釣れているらしいですよ!
場所が広くて何処がいいのか、わかりませんけどね!
小光子
2009/07/24 18:10
shinさん、そうなんですよ!
今回は特に上手でしたね。手際も良かったですよ。
小光子
2009/07/24 18:12

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