小光子の心

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zoom RSS 3匹のサムライ「南紀編」

<<   作成日時 : 2008/11/02 13:01   >>

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「南紀のモンスター」に恋焦がれて、一ヶ月が経過した。
南紀の空は、私の心に青い透明感を沁み込ませてくれた。

一ヶ月前、三角の背鰭を出して、恫喝するように辺りを泳ぎ回っていた鮫は、そこにはもう居ない。
カモメ舞う、昼下がりの穏やかな癒しの海が私を待っていた。

モンスター病に感染してしまった仕事を持つ身である「サコドン」と「校長先生」は、無理やりスケジュールを小光子に合わせて同行することになった。
彼らは28日(火)夜入り。29日早朝から釣りをやる予定。そして小光子より1日早く帰る予定。
小光子は都合で一日遅れの釣行となった。


29日(水)  フッコ、メッキ、コッパ、カイズ・・・サコドン釣果
        小光子が磯に到着してから少し経って、20:30頃だったか
        校長先生にへダイ。
校長先生、オリジナリテイのある仕掛けに、この日初めて食いついたお魚さんは42cmのヘダイだった。
小光子が掬って差し上げた立派なものである。
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昨夜ニギリメシしか食っていないという2人に、その夜着いて、釣果に貢献していない小光子に必要な仕事とは、「野暮な料理」というところ。
疲れた体にビールで鞭打ちながら、やっつけ仕事を始めたのはすでに22時だった。

・「ヘダイの刺身」
・「湯引き」。釣ったばかりのヘダイの皮は捨て置けない。
・「お魚さんの鍋」、サコドンの釣果
・「メッキの塩焼き」
・「煮付け」サコドンの釣ったお魚さんとヘダイのアラ
・「水菜の辛し和え」
料理ができたのは23時になり、就寝は日が変わり2時になってしまった・・・。

サコドンはいつもそうだ。縁起を担ぐのである。
釣りの前の買出しには、絶対に「魚」や「肉」を買わない。まるで信仰のようなものであるが、ここのところ、不思議にサコドンの信仰は私達を裏切っていない。
たんぱく質が無くて困った日は無いのだ。。。。
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30日(木) 
すっかり疲れた3人は午前中ゆっくり・・。
14時に校長先生がお帰りなので、駅まで送り、その足でサコドンと釣り場へ・・。

海は弛んでいる。
小光子はマイポイントを諦め、いつもは激しいサラシで入れない場所に、仕掛けを入れることにした。ゴロタ石ゴロゴロ、両サイドに根の張り出しがある。
ここでは、掛けても小光子の腕では滅多に取れない。しかし、この海況、マグレを狙うしかないと判断したのだ。
16時頃だった。いきなり沈めていたウキが走り、竿をひったくる。
奴は左の根に走った。
「クッソオ〜」と両手で竿を貯めた。「ああ、コレは取れない。デカ過ぎる」と思った瞬間、「プツっ」・・・・・・タックルはがまかつグレスペシャル1.75号に2.5号フロロハリス。
通常のグレ師と比べれば大きなタックルの筈の小光子だが、これではゼンゼン手に負えない。たぶん15秒くらいの出来事か・・・?根ズレはしていない筈だ。
その後、メタルハリスに交換、その場所で20〜25・6cmの尾長コッパを2尾取って、薄暗くなり始めた頃、いつものポイントに移動した。
サコドンはズーットそこでやり続けている・・。

青空が去って、グレーになって、星空がやってきた。

海況は少し良くなってきている。小光子はタックルを
アテンダー2.25号、ハリスフロロ4号にダイワメタルライン2号直結、に変更して奴を待つ。

18時を過ぎて1発目が来た。「ヨーッシ」と思いきや、すぐに浮いてきた。
40cmクチブト。この仕掛けでこれなら軽いものである。
しかし、メタルのコーテイングがはがれ、ヨレができたので、メタルラインの予備が無くなっていたこともあり、4号フロロのみのハリスに変えた。

19時を過ぎた。
「キタッツ」、早い、強い!「取るぞ!」と右手を添えて貯めた瞬間、「プツ」。
またもラインブレイクだ。刃物で切ったようにキレイに4号ハリスが切れている。
まるでメタルが無くなったのを知っているかのように尾長はやって来る。
その後、20時30分まで頑張ったが、それっきり奴はやって来なかった・・・。

一方サコドン、この日は同じ場所でねばりにねばり、ネバネバになって、やっと40cmのクチブトを1尾とっての納竿となった。

サコドンのモンスター退治の夢は又も持ち越しとなった。それからすぐ南紀の海を去り滋賀の自宅に戻ることになった。強行軍である。
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(小光子の釣果の一部)

10月31日(金) 
小光子は遅く来た分、この日がある。今夜、一人でじっくりやるのだ。ウフフフ・・。
「デカイ尾長がいるのか、それともいまだ正体の見えないモンスターは・・・」、と朝から無くなってしまったメタルラインを往復1時間かけて買いに行く。
明日帰るために、使わない部屋の掃除、道まで伸びたモッコウバラのツルを切ったり、用事は多い。
この日は夕から雨が来るかもしれない。少し早い目に行った方がいいのか?

15時に磯に立った。やはり海は極めて静かだ。しかし、鈍色の空はまもなく霖雨をもたらすかも知れない。ただ、この暗さは「今日は強力タックルでやり通す」と心に決めている小光子にとっては好都合なことだ。
いつものようにこの時間、ただ暮れてからのモンスターのみを期待し、マキエをし、エサトリと力なく遊ぶ。

17時になった。ポツポツと雨が落ちてきて、辺りは夜のように暗くなった。
ケミホタルが必要だ。
装着して1投目、スーッと光が消えた。
「ドスン」、「ヤッタ!」と思った。しかし、すぐに浮いてきた。このタックルではこれは簡単だ。しかし、この時間なのに手元に来ても暗くて魚種がわからない。
そして、掬ってみると、
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こいつだった。釣った時は45cmくらいある、と思ったが帰って測長台に置くと42cmだった。2cm程はちじんでいるのか・・・・?

雨が降ってきた。予想通りまさに霖雨である。また、寒い。カッパを着込んで、気を取り直し頑張る。

19時になって、仕掛けを投入した直後、まだ馴染んでいるか、いないかのタイミングだった。勢いよくケミホタルが突っ込んだ。「ガツッ」と合わせた。
「ヨーシ、これこそモンスターだ!」今回最高の重さ、しかも沖に往く。小光子、アテンダーを幅広く両手で持ちシッカリと溜める。その瞬間、モンスターは凄い重さとスピードで左斜め手前に方向を変えた。小光子はすばやく必死でリールを巻いた。左の根はヤバイ・・・・・・。
今日のタックルには自信がある。自慢の右手腕力で竿を右斜めに倒し、「エエイ!」と引き寄せた。「ブツッ!」・・・・・・。

まただ。またまたやってしまった・・・・・!

メタルラインと4号フロロハリスを「八の字結び」で結んだフロロにメタルラインがクイ込んで切れたのだ。たぶん3・4分の出来事だったが、モンスターはこの仕掛けをも、もろともしなかった。まさに完敗だ・・・。

5分ほど、凄さと悔しさで放心していたが、今日はこのタックルでやるしかない。
気を取り直して仕掛けを投入する。
19時30分アタりが有り、乗った。しかし軽い。
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42cmのチヌちゃんだ。

いつも決まったようにカミサンからTEL、この忙しい時間にいつもかかって来るのだ。
「生きてるの?」って・・・。
フフフフフ、小光子はそう簡単に死なない。モンスターを退治するまではね・・・。

20時を過ぎて、いいサラシが出来始めた。なんかモンスターがまたやってきそうな気がする。そう思っていると、ケミが入った。「ガツッ」
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またもや簡単にあがってきた。45cmのキレイな魚体だが・・・・・、

「う〜ん、君ではないのだよ・・・」

そして、21時になり、マキエが底をついて、楽しい「南紀のモンスター退治」の幕を閉じたのだった。
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またも夢は叶わなかった。確実にモンスター退治はすぐそこまで来ているようだ。
しかし季節柄、もうコレで来年に持ち越しになってしまうのか・・・・。

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
(*・ェ・*)ノ~☆コンバンワ♪

ヒラメ行ってきましたよ〜。

またもやモンスターの正体は繰越ですか。
その、謎がとっても魅力。

それにしても小光子さん、いつ寝てるんですか?
クロ菊
2008/11/02 17:19
追伸です。

寝る暇もなく料理や掃除、草むしり、そして釣。
小光子さんがモンスターでは・・・
クロ菊
2008/11/02 17:26
こんばんは。
南紀のモンスター凄いですね!(~o~)
いやはや… スケールが違い過ぎます(~_~;)
そんな引っ張り合いをしてみたいものです。
私は手のひらサイズのグレしか釣った事ありませんが、尾長のデカイ奴はとんでもない引きをするのですね!恐ろしや〜(~o~;)
モンスター退治、頑張って下さい(o^-’)b

kouji
2008/11/02 21:32
クロ菊さん、ホント、わざとじゃないんですよ!いろいろやっているんですが、モンスター、なかなか正体を見せないんですよ!
小光子
2008/11/03 09:15
koujiさん、おこしやす。
そうですね。今年の冬、初めて男女群島に尾長を狙いに行き、奴の強さを体験しました。結局取れたのは47cmを頭に21匹でしたが、最初の夜の1発目、夜中の2時半ころに、浅場で掛けた奴は半端じゃなかったですね。3号6.3m、6号道糸10号ハリスでした。暗くて根の場所がわからなかったのですが、やはり擦られてばらしました。
しかし、凄かったです。早くて、強い・・・。
小光子
2008/11/03 09:24
こんばんは。
メタルライン興味ありですね。
フロロにメタルをコーティングしてあるんでしょうか?
全部メタルってわけには?高価だからできないのかな??

五島は水深のあるポイントが多いので結構獲れますもんね。
モンスターとの距離は縮まってますね!?

ゴン隊長
2008/11/03 22:19
隊長こんにちは!
長い記事に付き合ってくださり、シュンマシェン!
そうなんです、「なだめすかして、取る」ということが出来ないんですよ。浅場で障害物が多いものですから・・。ガチンコ勝負です!
ダイワの新製品グレメタルはサカポン師匠に教えてもらったものですが、2号ですと細いワイヤーを十数本束ねて、ナイロンコーテイングしてあります。確かに強い(フロロの5倍?)ですし、意外と柔らかい。重さもフロロより重いですが、思ったほどではない。ただ高い。10mが3千数百円します。
小光子
2008/11/04 08:59
こんばんわ
モンスターとのやり取り楽しそうですね
メタルラインまで使って取れないモンスターゾクゾクしますねぇ

また楽しい釣行記を楽しみに待っています
たっぴ
2008/11/05 02:23
おはようございます。

モンスターのヒット数とやり取りする時間が日に日に増えているような・・・

モンスターを手にする日は間近ですね。

こちらでもそうですが、時合いの忙しい時に嫁さんからTELが来て、必ず「何時までやるの?」って聞いてきますよ。
カンナ
2008/11/06 08:38
タッピさん、お越しやす。
小光子のヘタさに「ウジウジ」するでしょ!「バカじゃないか」ってね。
ホント、つくづく情けなく思います・・・。
小光子
2008/11/06 09:52
カンナさんもGTに近づいている。
小光子も、と言いたいところですが、レベルが違いますね。
 カミサンもジアイとともにやってくるならお魚さんと同じということになりますね。まあ、一度釣ってしまったモンスターですが・・・・。
小光子
2008/11/06 09:56
しかし、南紀のモンスターは強敵ですね。
来週も行かれるんですか?
夜は寒くなりますので、防寒対策をしっかりして、モンスター退治頑張ってくださいね。
かなり強敵のようですが、正体だけは確かめたいですよね。
グレ次郎
2008/11/06 17:51
小光子さんが下手だなんてとんでもありません
男女で一緒に釣りをしてこの人は上手いって思いました
自分だったら諦めてしまうような超モンスターに果敢に挑戦している小光子さんが輝いて見えます
モンスターが仕留められる日も近いかと思います
たっぴ
2008/11/06 19:41
タッピさん、またまた・・
しかし、タッピさんなら、もっと遠回りせずにあの場所でモンスターを取れると思ってね!なだめスカして、取ることができない環境なんですよね
もう今年モンスターに会えないかも知れませんが、最近は母の様子も安定しているので、メタルラインの結節部に工夫を凝らして、来週、また狙っています。
小光子
2008/11/07 17:49

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