小光子の心

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zoom RSS 初夏の散歩U(三井寺編)

<<   作成日時 : 2008/06/01 15:15   >>

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「無聊を慰める」とはよく言ったものだ。
5月27日、陽気に誘われて久々の散歩となった。
水質悪化が心配されているとは言え、遠くに見れば、なんとも涼やかにに煙る湖水を眺めながら大津館のランチをゆっくりといただいた。
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このアクセサリーは南紀白浜の、小光子お気に入りの釣り場で、カミサンが拾った貝で創ったもの。ああ、久しくご無沙汰の南紀がなつかしい・・・・・・)
お調子ものの小光子、腹ごしらえも出来たし、少し元気が出てきた。
限られた時間だが、帰るにはまだ早い。
近くに、2ラウンドめの散歩コースがないかと、探してみた。

「そうだ、三井寺へ行ってみよう」。
長い間生きていると、いつ訪れたのかさえ、思い出すこともできない。おそらく、花か紅葉の季節に行ったのであろう。
だから、この季節は初めてのはずだ。

 資料を見てみると天智・弘文・天武天皇の勅願により、弘文天皇の皇子・大友与多王が田園城邑を投じて建立され、天武天皇により「園城(おんじょう)」の勅額を賜り、「長等山園城寺」と称したのに始まる、という事らしい。俗に「三井寺」と呼ばれるのは天智・天武・持統天皇の産湯に用いられた霊泉が境内にあったため「御井の寺」となり、「三井寺」となったようだ。
 何度も戦火に会い焼失したらしいが、豊臣・徳川の尽力で再興、国宝、重要文化財、名園、寺宝を数多く伝えている、古刹中の古刹だ。

下の画像の仁王門も、古くはあるが、その頑丈さと細工の緻密さのためか、見る人に威厳を感じさせる。
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しかし、どうしてここに孔雀が飼ってあるのだろう?無知な小光子は疑問に思ったが、カミさんはその理由を知っていたらしい。同類と思っていたが、私より少しだけ賢いのかも・・・・・・!?

 ともあれ、花や紅葉の時期も美しいのは間違いない。
しかし、木漏れ日が落ちるしなやかなアンジュレーションのある苔のサーフェイス、深みを増している落葉樹、その中に埋もれるように佇む寺院や搭は、この国を象徴する「端整な美」というものではないか、と考えたりする小光子だ。

気がつけば小光子は、思わず深い呼吸をしていたのだった。
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最近流行りの言葉のようだが「微妙寺」から毘沙門堂を経て、「西国14番札所」(観音堂)へ遊歩する道すがら楽しいオブジェがあった。
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傑作だ。娘は怒るかもしれないが我が孫の「菜々子」にそっくりだ。
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経路最終に「観月舞台」がある。今は昔、夜は月を愛で、昼は涼やかな湖水を眺め心を静めたのであろう・・・・・、先ほど大津館から望んだ方向(南向き)と反対の方向から大津の街を見下ろした。
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 よく出来たもの、最後にどこにでもあるような土産屋あった。これも散歩の一つ、のぞいてみた。
絵葉書がある。そうだそうだ、ここは大津市、大津絵の絵葉書がある。知人が毎年の事だが、はがき大の木の板に、一枚づつ手で書いた大津絵の年賀状をくれる。話を聞くと近くにその大津絵の大家の工房があると聞き、さらに足を延ばすことにした。
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(4代目高橋 松山作)
「泥絵の具」を使って書くらしいが、私が持っているものは色褪せが少ない。
毎年頂く大津絵の賀状とこの4代目と比べてみると、賀状の絵が優れた出来栄えであることが確認できる。大津絵には独特の色合いとファンキーな楽しさがある。

さあー、これで時間切れになった。この日の散歩は、お・わ・り・・・。
程よい疲れのために眠気をともないながら、初老を迎えた二人は沈む夕日に向かって帰路に着いた。






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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
初夏の名所古跡巡りお散歩・・お疲れさまでした。三井寺へも参観したことが無いsakaponですので、居ながらにして知識人小光子さんの投稿を拝見することが出来ました。
sakapon67
2008/06/03 10:35
sakaponさん、コメントありがとう。
「知識人小光子さん」なんて、そんな皮肉をおっしゃらないでくださいよ!
 ところで、もう梅雨に入ってしまいましたが、あれ以来、鮎はお休みですか?
まあ、まあ、まだそんなに焦る必要は無いかも分かりませんが、それこそ釣りの大先輩の釣りの話が無いと、少し心配になってしまいます。
小光子
2008/06/03 21:41
こんばんは。

いろんな場所に行っていますね。
私は歴史が苦手でクイズ番組も歴史がでると全くダメなんです。ですが、そちらのお寺のような歴史ある場所に行くときには、勉強してから行った方が楽しめそうな感じですね。もっと勉強しておけばよかったかも・・
カンナ
2008/06/03 22:37
カンナさん、更新をサボっているブログにようこそ来て下さいました。
いやー、あまりあちこちは時間の制限上行けないんですよ。
また、小光子は歴史も苦手なんです。
勉強してくるに越したことは無いですが、いい社寺は、其処へ行って暫く佇むだけで、なんていうか、自分をいつもと違うところへワープしてくれるような、「シュワー〜」としたようなものを感じさせるんですよね。それは季節を問わずです。これが日本の社寺だと思うんです・・・・。ウ〜ン、スミマセン、うまく表現できません・・・。
小光子
2008/06/04 19:00
ななちゃんは偉くないのに既に石像になっちゃったのね。ウーン、でももう少しかわいいよ〜。
滋賀県にもいいお寺が有るのね。
彩風
2008/06/06 17:05
彩風さん、ゴメン。
自分の孫をお地蔵さんと一緒にしてはいけませんね。でも彩風さんも機会があれば、今度確かめてみてください。本当によく似てるんですよ。
小光子
2008/06/07 22:08
たいへんご無沙汰致しております!
ご夫婦でお散歩すてきですねぇ〜(^^)
奥様のアクセサリーもとても綺麗です!
トップの貝が美しい・・・
紀伊子
2008/06/10 09:31
紀伊子さんと同じく、更新できていないブログにようこそ!家を空けられない日が続くなか、カミサンが散歩を思いつき、小光子に課題を与えます。時間配分等、結構疲れるんですが、まあ、いい暇つぶしといったところですか・・・・!
 トップの貝は少し大きい目の宝貝ですが、侵食されている物ほど色が綺麗なんですね。やはり、人間もゆっくり磨かれないといけないんでしょうか・・・・。
そして、いろんな色や形のパーツとの組合わせを楽しんでいるようです。ダサくても、世界に一個だけしか無い、というのが嬉しいんだろうか・・・・。
小光子
2008/06/11 22:07

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