小光子の心

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zoom RSS イングリッシュガーデンの散歩

<<   作成日時 : 2008/05/30 16:13   >>

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 光の強さが増すにつれ、木々の緑が濃くなってきた。
単調な日々の暮らしに、カンフル剤を注入したくなったのであろう。
カミさんの誘いに乗って、滋賀県の近くを散歩することになった。
行き先は滋賀県大津市、隣の県だが、車で30分で往くことができる。

琵琶湖大津館イングリッシュガーデン
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ノットガーデン(ノット=結び目)
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琵琶湖大津館
 1934年外国人の誘致を目的に建てられた旧びわこホテルの本館を大津市が買い取り、多目的に利用できる市の施設として2002年に開館したものらしい。
とすると昭和初期の建物になるが、鹿鳴館時代のなごりを色濃く残した建築物が、様変わりした湖南の風景を背景に微妙な調和を保っていた。
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フィッシャーマンの小光子は少年の頃、よくここ、琵琶湖に来た。
小学生の頃は親戚の釣り好きの叔父と行ったし、中学生になると竿を持って国鉄に乗り、大津駅で降りて、歩くのだ。
春霞に悠然とたたずむ、葦に囲まれた湖水の水は透明で冷たかったことを、今も明確に記憶している。
 獲物はノッコミのゲンゴウ鮒、鯉、そして琵琶湖固有種の「モロコ」だった。
「様変わりした湖南」と記述したが、高層のビルが建ち並び、近代的な美しい町になった大津市、それに反して、湖水の水は薄茶色に汚濁し、温暖化、富栄養の為か藻の堆積層が激しく湖底を被い、極めて浅くなった。そして、琵琶湖固有種の「モロコ」や他数種の魚は絶滅に近くなった。
一方、外来種のブラックバスやブルーギルが我が物顔に幅を利かせている。これが、町の近代化と共に、変化した湖水の姿であって良いのだろうか・・・・?
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「外国人の誘致を目的に建てられた旧びわこホテル」、それはいい、しかし、琵琶湖に、外来種のお魚さんを大いに誘致してしまうことになったのは誠に皮肉なことだ。
勿論、「外来種が琵琶湖の固有種を食べるから、絶滅に瀕している」とは言い切れない。近代化の代償として湖水が汚れ、富栄養と高水温の為の酸素不足がモロコの孵化を妨げたのかもしれない。どちらにしても近代化のために環境維持を考えなかった人間のエゴイズムが起因となっているのは間違い無いであろう。

 小光子はそのニックネームのように、初夏の日差しの中でイングリッシュガーデンを散策し、ヘレンケラーやジョンウエン、チャーリイチャップリン、昭和天皇などが望んだであろう大津館の3階から、新しい大津市に向かって、煙る琵琶湖を望んでいた・・・・。(三井寺編に続く)

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
ここ20年程で蔓延った我が物顔の外来魚に、古来から親しんできた琵琶湖の特産魚が隅っこに押しやられています。全国的に広まった鮎の冷水病も湖産の放流稚鮎が原因と言われて人工孵化鮎に切り替えているのが実情で 悲しい限り なんとか取り戻したいものです。
sakapon67
2008/06/01 07:39
やはり、お魚好きのサカポンさん、そして小光子です。散歩をしていても、ついついお魚さんに関心が行ってしまいます。・・・・いえいえ、これはこの時代になって、最もと言っていいくらい重要な環境問題ですよね!
小光子
2008/06/01 15:27
外来種問題は、なかなか簡単には片付きませんね。天皇陛下が食糧難の時代に貴重な蛋白源を確保するためつれてきたギルーさんも在来種を絶滅させるという理由で駆除の対象になっています。外来種と在来種も正式な区別がつきにくい状況だと思います。バスやブルーギルーが外来種の代表になっていますが、鯉だって外来種?と思ってしまうのは、輪島さこドンだけだろうか。どうも人間中心主義が環境問題を悪化させています。本当の豊かさに向かって。内発的発展を実現させよう!!!
さこドン
2008/06/02 15:44
そうだねサコドンさん。人間と言うものは都合のいいものかも知れませんね。例えば、昔は人口が少なかった。人が増えすぎて食料が足りなくなると、食物連鎖が壊れるから、「死んでください」とは言えませんよね。飛躍しすぎかな?
でも、「鯉だって外来種・・・」までは飛躍してませんよね!
 だから、環境問題は長期的視野にたって、人間が中心になって、考えなければならないように思う。おバカな小光子達の世代がおバカを極めたことは誠に申し訳ない。かといって、怒っているだけではどうしようもない。サコドンさん、何とかしてね!
最後の画像のフィッシャーマン、デカバスを掛けて、柄の短いタモで取り込んだのを見ましたよ!(次のコメントに続く)
小光子
2008/06/02 18:27
ただ、私の言いたいのは、趣味は大事なこと。しかし、この環境問題より優先することだろうか?。離反する論議があり、正しさが拮抗しているのに、間違いが許されない環境問題にも関わらず(次元の違う問題)、趣味の為に対論を無視して、バスの放流をするフィッシャーマンはいけないと思うよ。環境の為に、ともかくいいと考えられることを両方出来なくは無い筈だ。水質良化運動と外来種の駆除、両方だ。取替えし様が無いもの失ってはならないからね。それが最善の策ではないだろうか・・・?
 フフフフ、バスプロのサコドンさん、環境問題の小さな一助として、琵琶湖のバスを釣りまくって、駆除してみることにも協力できませんか。それなら小光子も応援したいな!
小光子
2008/06/02 18:46
美しいイングリッシュガーデンですね。
関西は本当に花園が充実してます。私が西宮に住んでいた10年足らず、年中行事として花を追いかけていたように思います。
須磨の須磨離宮公園、伊丹の荒牧バラ園、昆陽池公園。桜の頃には芦屋川と丹後半島は天橋立あたりの桜並木が好きでした。バラの花が好きになったのは荒牧バラ園のお陰でした。他にもちょっとした公園には必ず綺麗な花園が楽しませてくれました。そう言えば、花博なんてイベントは関西だったからこそ出来たものかも知れませんね。
九州は関西に比べてスケールのでっかい自然はあるのですが、気軽に親しめる花園ってのはとっても少ないのです。
花園の文化は関西人が誇れるものの一つですよ。羨ましいかぎりです!
muroken
2008/06/03 23:05
いやー、murokenさんは本当に花が好き何ですね。今は枯れ木みたいになってしまった小光子なので、生身の花は苦手になりましたが、若いころは植物の花まで興味が届きませんでしたよ・・・!
小光子
2008/06/08 09:13

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