今年もノッコミチヌの頃となった。 いまだ、ヒンヤリとした竹林にも、新しい命が誕生する。 植物には静的なイメージがある。しかし、散歩道の日々の竹の子の成長ぶりを見ていると、その顕著な変化がとても動的に見えるからだろうか、特に竹に強い生命力を感じてしまう小光子だ。 なにごともやってみたがるおバカな小光子、今年も竹薮に誘ってもらったので、「ホイホイ」と出かけた。 竹の子に前後左右があることについては昨年教わって覚えていたが、1年経過すると、コツを忘れている。まあ、プロとしてのコツは「出来るだけ地下茎の邪魔が無い固体を選んで、単位時間当たりに、より良い竹の子を沢山収穫する」、という事だろうが、小光子は、まだまだお勉強の分際、「まずは竹の子の生体を知ることだ」と考え、採りやすいのを選ばないで掘り始めた。縦横無尽に走っている地下茎を、竹の子が抜ける経路を確保するために先の平たいツルハシのようなもので切断しなければならない(プロはそれをあまりやらないで採る)。それから、横をすかし、後ろをすかして地中の地下茎につながっている竹の子の底部を予測して、前の底部に向かって地中に道具を差し込む。そして底の根を切る。それから、その道具をテコにして地下茎から根を切り離すように起こすのだ。この作業は地中の状態を想像しての作業になるから年季が必要だ。 この最初の「お勉強掘り」で、何百ccの汗をかいたであろうか・・・。小光子は体に良いことをしている。 モコッと盛り上がり地面を割った・・・ 土を除けると黄色い先端部が出る。よしこれを掘るぞ! う〜ん、もう少し どうだい、この竹の子! それじゃ、私もいくわよ! 数人の綺麗どころも竹の子堀だ・・・・・・! 食い意地が張っている小光子は、以前からやってみたかった採りたての竹の子で「焼き竹の子」を試みた。プロはやったこと無いらしい。考えればそうかも知れない。採る事が仕事だから、時間一杯仕事をして、一本でも多く、いい物を収穫し、発送しなければならないのだ。 「採りたてを焼いて、味わう」など、そんな悠長なことはしておれないのである。 しかし、この日は「宴会竹の子掘り」、皆で「焼き竹の子」を食して、ホンマモンの美味しさを堪能することになった。そして、竹の子掘りのプロも、焼き竹の子の美味しさをしっかりと確かめたのではないだろうか・・・・・・? |
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内 容 | ニックネーム/日時 |
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竹の子の前後左右・名人堀り・・竹の子も中々難しいものですね。 |
sakapon67 2008/05/03 15:36 |
sakaponさん、今晩は。 |
小光子 2008/05/03 20:41 |
(*・ェ・*)ノ~☆コンバンワ♪ |
クロ菊 2008/05/03 23:14 |
クロ菊さん、こんにちは! |
小光子 2008/05/04 10:32 |
ご無沙汰しております。m(_ _)m |
がまカメ 2008/05/06 16:27 |
がまカメさん、お越しやすウ。 |
バカは風邪ひきません。 2008/05/06 18:47 |
久しぶりにお邪魔します。 |
夢釣り人 2008/05/09 13:36 |
夢釣り人さんこんにちは。 |
小光子 2008/05/10 10:14 |
ニックネームから「の」を取った方がかっこいくないかしら? |
彩風 2008/05/10 20:29 |
そうだね「彩風」の方がかっこいいね。 |
小光子 2008/05/11 13:02 |
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