小光子の心

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zoom RSS 音海の磯での不謹慎な釣り

<<   作成日時 : 2008/04/24 13:30   >>

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 何かと煩瑣な日々を過ごしていると、青空を見たくなる。
そうは言っても小光子は青い空が染めぬく青い海との狭間に、
ただ一点の細微な動体として溶け込んでいたい、というだけの事だ・・・・・・。

 4月22日のこの日から過去に遡ると、大病院の医師の判断では、母はすでに一ヶ月前に命を全うしている筈であるが、最近少しだけであるが元気になってきたような気がする。しかし、依然、現在も危篤中ということになるのであろう。

 江戸期に西洋医学が伝わってきたようで、現在は工業技術の進歩によって、医師が人間の体についての詳細を多く知り得たようだが、それでも、判ってないことが大変多いものだ、と思う昨今だ。西洋医学は実験主義・実証主義であることは、とてもいいことだと思う。しかし、4年も医師達と向き合っていると「個体の観察」を軽視して、簡単に「概論」で処理してしまう方向にむいてしまっているような気がする。まあ、それは「西洋医学」への非難ではなく、現状の功利主義への非難と言ったほうがふさわしいかもしれない。とにかく、CT、MRI、血液データ、等、を診て、判断、処置するだけで、患者を触診したり、時間を掛けて「観察する」、という事は重視されていない。これでは、医学が進歩しているのではなくて、それを支える医療機器の技術が進歩しているだけではないか、とさえ思えてくる小光子だ。

 そんな非難をしながら、病床の母を尻目に、不謹慎にも小光子は最も近場の京都府は舞鶴へ走った。
この日は訪問医の昼間の点滴が無くなったので、小光子担当の朝食介護、夕食介護の合間を縫っての釣行を決めたのだ。2ヶ月以上も竿を振っていない。

時間も遅い、釣れる可能性の低い地磯でもかまわないので、のんびりやれればいいか!と思い出発したのだが、以前、よく利用していた渡船屋さんに電話を入れてみたら「18時までやってもいい」と言ってくれたので、俄然元気が出て、行先を変更した。

車中、寒村を染める萌黄が青空に映えて、さらに気分は揚揚とし、音海の磯に思いを馳せたのだ。
画像



釣況を記するとなると、さらに長い日記になるので、画像にて代用する。
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〆たばかりで、出血多量で生々しいが、慈しんで一気成仏してもらった証である。

そして、なんともいい地名の「音海」の海を紹介しておく。
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今年の子この時期の舞鶴、例年に無く冷たく、海中は15度であった。
釣果はチヌ41.5cm、ボラ、ガシラ、そして一回の瀬擦れバラシ。

0.6号から1.75号の間の竿が家に置いて無かったので、ヘニャヘニャの0.6号を使った。少しサイズが良かったのか、波止ならまだしも、磯における小光子の技術では、見事にやられてしまった。
棚は5ヒロ半で食ってきた。ノッコミの盛期はまだ先のようだ・・・・・・・・?

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
医学は確かに発展しています。しかし、医学的根拠に関心が集まり、エビデンスを出すための実験台にされている患者も多いと思います。大病院の医者は、功利主義で自分の負担や責任を常に考えて治療をしているようです。ターミナルケアという言葉を最近耳にするようになりましたが、真のターミナルとは何なのか。音楽療法や死の現場に立ち会って約10年。家族とともにその人の最期をどうするのか話し合い、死の意味を改めて考えています。

高齢者病院では、そんなことが多いのでついつい考えてしまいます。それにしても柔らかい竿でよく40UPが釣れましたね。私も竿捌きを練習します。
輪島さこドン
2008/04/25 09:11
小光子さんのお母様への介護をぶり・ご心境は、10年余りの介護生活を経て一昨年の5月には 私も母を亡くしていますので、痛いほどによく解ります。
途中一息いれての音海釣行・・お疲れさまでした。それにしても、40オーバーチヌをゲットされ、束の間の息抜きでしたね、、もう少しお母様を診てあげてください。。
sakapon67
2008/04/25 13:32
サコドンさん、ここではお久振りです。
貴方は「医学は確かに発展しています」といいますが、小光子は、工学の発展に比例して発展しているかも知れない、と言っているんです。「医」を、少し苦しいかも知れないけど「医療」とすると、いかがでしょう。「医療」は医術でもって病気を治す事だろうと、思うのですが、医学を知っているだけで病気は治せるのでしょうかねえ。
 まあ、小光子もダメなんですが、磯釣りは、竿さばきは、そこそこ重要です。そして仕掛けを作る技術もそこそこ重要だと思います。でも、もっと重要なことは、お魚さんが餌を食べる条件を少しでも多く知る事だ、と思うのです。これはとても難しい。なにしろ、お魚さんに聞けないからです。医療も同じなんだと思います、医師は、重病人から悪いところを聞くことはできません・・・・。特に母などは然りです。まあ母は重病人といえばそうですが、脳は2/3死んでしまってると考えると、現在では、重病人とはいえないのでしょうが・・・・。
小光子
2008/04/25 22:00
sakaponさん、コメント有難うございます。サカポンさんは、年齢も先輩だと思っていたら、釣りも介護も大先輩だったのですね。これからもよろしくお願いします。 良く磯釣りに行った弟、そして母と、連続で来てしまうと、確かにタイトなものがありますが、小光子にとって、自分が最もしたいことは何か、と突き詰めてみると、つたないながらも、自分の生き様の完成度をより良いものにしたい、と思っているんでしょうか・・・・・。独りよがりな男ですよね!弟、そして母に、つまり兄・息子に絶望して命を終わらせたくないだけのですよ。だから、自分のやりたい事をやっているのですから、周りは大変かも知れませんが、私は釣りにあまり行けない事が大変なくらいで、フフフフフ、まだまだなんですよ・・・・。
小光子
2008/04/26 08:33
私たちの住んでいるところはコンクリートばっかりで、海も山もかなり遠くにあります。
ざわざわと動く生き物の「気配」を感じ取ることが容易ではありません。
でも我が子にはこの「気配」を感じられる子になってほしいな。
ショウコウシのように、いつも「気配」がないと落ち着かないのも大変ですが・・・。今週末には体中から「気配」を放ちまくっている「ナナコ嬢」を「つれて帰りますのでよろしく。
彩風
2008/04/28 12:13
小光子さん。ご無沙汰です。
108日間の船旅はまさに竜宮城に居た心地で、浦島太郎となって帰ってきました。久しぶりに小光子さん
のブログで、玉手箱を開けて現実に近づいたようです・・・。またテニスでお会いしましょう。

EGA
2008/05/01 00:30
そうなんです彩の風さん。
小学校の時は教室にいても外に遊びにいきたくてソワソワしていたようで、通信簿に落ち着きの無い子と書かれていたようです。菜々子がそうならないように念じています。
小光子
2008/05/01 08:47
EGAさん、お帰りなさい。
道中の様子を拝見していますと、そのまま現れたら、まさに浦島太郎の風貌ですよね。奥さんが嫌がられるかもしれないのでリメイクされたかな?
小光子
2008/05/01 08:50

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